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砂の城~ドーハでの生活

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カタールで夏にかかりやすい皮膚の病気について

皆さんは、皮膚にお悩みはありませんか

私は、大抵の場合、SPF50の日焼け止めクリームを塗っているものの、やはり水に入ったり、太陽にさらされている時間が長かったり、はたまた汗でクリームがまだらになってしまったりと、シミが気になるところです

カタールは日差しが強いので、シミに悩まされている人も少なくないのではないかと推測します。

カタールで、特に日差しが強く、暑い夏にかかりやすい皮膚の病気があるそうです。

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(※画像はDoha Newsより)

代表的な3つの皮膚病についてご紹介します。

これらの症状がみられる方は、すぐに専門医に相談しましょう


  • 伝染性軟属腫
    (Molluscum Contagiosum)

    「でんせんせいなんぞくしゅ」と読みます。

    なんだか怖そうな名前の病気ですが、俗に、「水いぼ」と呼ばれている皮膚病です。
    大人もかかるのですが、特に、3~12歳の子供がかかりやすい感染症です。

    1~5mm(まれに1cm)程度のピンク色、または白色のいぼができます。
    多くの場合は、数個~数十個、集まってできるようです。

    皮膚と皮膚の直接接触で感染します。

    タオル、浮輪等を介して感染するケースがあるようですが、プールや海の水を介して感染することはなさそうです。

    かゆみや痛みを感じることは稀なようです。

    治療は、専用のクリームを塗るか、イボを除去する処置がとられます。



  • 癜風
    (Tinea versicolor)


    「でんぷう」と読みます。

    これは誰でもかかる病気だそうですが、特に汗かきの人がかかりやすいようです。

    エアコン嫌いで、汗かきの夫はこれにかかったことがあります。

    白~褐色の斑点が表皮に発生します。

    癜風菌という、通常無害な皮膚に常在している真菌(カビ)が原因で起こる皮膚病です。

    通常無症状ですが、稀に、軽いかゆみを感じる人もいらっしゃるそうです。

    先に書きましたが、常在する真菌が、高温多湿の環境や、発汗等で、増殖することにより発生します。

    治療は、直接患部に塗る外用薬や、高濃度の硫化セレンシャンプーが用いられます。

    夫がかかったことがあると書きましたが、その際も、高濃度の硫化セレンシャンプーと塗り薬が処方されました。

    また、いつもはエアリズムのTシャツを着ているのですが、汗がすいとりやすいように、コットンのTシャツを着用させていました。

    完治したかと思ったら、再発していたので、菌が残っていたのでしょう。

    治ったと思った後もしばらく観察することをお薦めします。



  • 白色粃糠疹
    (Pityriasis Alba)

    白色の部分が、「しろいろ」なのか、「はくしょく」なのかが不明ですが、続く部分は、「ひこうしん」と読みます。

    伝染性ではないようです。

    皮膚に白い斑点が発生します。

    特に子供がかかる皮膚病のようで、「単純性粃糠疹(はたけ)」のことだと思います。

    特に顔に症状が出るようで、時々かゆみを伴うようです。

    乾燥するとよくないようなので、保湿剤を塗るのが治療法です。

    また、日光にさらされることにより皮膚の乾燥が助長されるので、外出前に日焼け止めクリームを塗ることも大切だそうです。



皆さんご自身や、特にお子さまにこれらの症状はありませんか

お薦めの皮膚科があれば、是非ご紹介くださいね。


<<参考サイト:Doha News(英語)>>
https://www.dohanews.co/how-to-deal-with-the-most-common-skin-diseases-this-summer/



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