Entries
続報~国交断絶の中の不安と嬉しいニュース
皆さんは、最近カタールのニュースをお聞きになったことがありますか 
最近は少し落ち着いてきている感じでしょうか。
前回の更新から少し間があいた続報の更新となりました。
少し間があいてしまっているので、ざっくりと現時点までのニュースをご紹介します。
クゥエート、アメリカ、トルコに続き、ドイツやモロッコなども仲裁に入ったようです。
これは私の個人的な見解ですが、『LNG(Liquefied natural gas。液化天然ガス)』が橋渡し役として一役かっているのではないでしょうか。
カタールは世界最大級の天然ガス田を持っており、天然ガスを多く輸出している国です。
輸出相手国としては、日本はもちろん、ドイツなどのヨーロッパ諸国などがあげられます。
今回、ドイツが仲裁役として尽力している背景には「LNG」が絡んでいるのではと勝手に思ったりしています。
また、ガス田に関しては、イランとタッグを組んだようです。
これで、世界最大の天然ガス田を有することとなりました。
この決断はよかったのでしょうか、それとも・・・
素人目には少し不安の残るニュースです。
向こう1年間は食糧の心配はないと発表されていましたが、やはり懸念している人も多いのではないでしょうか。
しかし、イラン、トルコ、モロッコなどの国々が物資提供をしてくれているようです。
一部、不足している物品・食糧などもあるかもしれませんが、この件に関しては少し楽観視できるのではないでしょうか。
また、イタリアが経済協力を継続することを発表したようです。
こちらに関しては、投資が中心のお話のようですが。
そんな中、なんとアメリカとカタールは、F15戦闘機売を120億ドルで売買することで合意したそうです。
こんな近隣諸国とピリピリした関係の中でのこのニュース。
かなりひやりとさせられました。
大統領になってもやはり実業家なのでしょうか、アメリカの大統領は。
正直、今回の件に関して、色んな面でアメリカの行動に対する理解に苦しみます。
アメリカの大統領が近隣諸国を訪問した矢先の断交。
近隣諸国との会談が断交のトリガーとなったのかと思ったら、仲裁に入る(あまり効力をなしてはいないようですが)。
そうかと思うと、戦闘機を売却。
嘘か本当かわかりませんが、アメリカの大統領はカタールにアメリカの基地があること、そしてそれを金銭的にカタールがサポートしていることをご存知なかったとか。
そんな暗いニュースとは一転して、カタール航空が『Airline of the Year(今年の航空会社)』に選ばれたそうです。

(画像はCNN Moneyより)
夫によると、カタールからヨーロッパに行くのにカタール航空を利用したところ、国交を断絶している国々の上空を通れないので、前回ヨーロッパからカタールに移動したルートとは違い、かなり大回りのルートだったそうです。
もちろん飛行時間は長くなっていたようです。
そんな中での受賞。
これをトリガーにいい方向に向かっていってくれればと願っています。
<<参考サイト:BBCのドイツ仲裁の記事(英語)>>
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-40219622
<<参考サイト:Aljazeeraのモロッコ仲裁の記事(英語)>>
http://www.aljazeera.com/news/2017/06/morocco-offers-mediate-qatar-gcc-crisis-170611190417048.html
<<参考サイト:Aljazeeraの天然ガス田の記事(英語)>>
http://www.aljazeera.com/indepth/interactive/2017/06/qatar-north-dome-iran-south-pars-glance-lng-gas-field-170614131849685.html
<<参考サイト:ロイター・イタリアの経済協力の記事(伊語)>>
http://it.reuters.com/article/topNews/idITKBN1931IT-OITTP
<<参考サイト:ロイター・日本のF15戦闘機売却の記事>>
https://jp.reuters.com/article/gulf-qatar-boeing-idJPKBN1960AH
<<参考サイト:CNN・日本の「今年の航空会社』受賞の記事>>
https://www.cnn.co.jp/business/35103059.html
ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。

最近は少し落ち着いてきている感じでしょうか。
前回の更新から少し間があいた続報の更新となりました。
少し間があいてしまっているので、ざっくりと現時点までのニュースをご紹介します。
クゥエート、アメリカ、トルコに続き、ドイツやモロッコなども仲裁に入ったようです。
これは私の個人的な見解ですが、『LNG(Liquefied natural gas。液化天然ガス)』が橋渡し役として一役かっているのではないでしょうか。
カタールは世界最大級の天然ガス田を持っており、天然ガスを多く輸出している国です。
輸出相手国としては、日本はもちろん、ドイツなどのヨーロッパ諸国などがあげられます。
今回、ドイツが仲裁役として尽力している背景には「LNG」が絡んでいるのではと勝手に思ったりしています。
また、ガス田に関しては、イランとタッグを組んだようです。
これで、世界最大の天然ガス田を有することとなりました。
この決断はよかったのでしょうか、それとも・・・
素人目には少し不安の残るニュースです。
向こう1年間は食糧の心配はないと発表されていましたが、やはり懸念している人も多いのではないでしょうか。
しかし、イラン、トルコ、モロッコなどの国々が物資提供をしてくれているようです。
一部、不足している物品・食糧などもあるかもしれませんが、この件に関しては少し楽観視できるのではないでしょうか。
また、イタリアが経済協力を継続することを発表したようです。
こちらに関しては、投資が中心のお話のようですが。
そんな中、なんとアメリカとカタールは、F15戦闘機売を120億ドルで売買することで合意したそうです。
こんな近隣諸国とピリピリした関係の中でのこのニュース。
かなりひやりとさせられました。
大統領になってもやはり実業家なのでしょうか、アメリカの大統領は。
正直、今回の件に関して、色んな面でアメリカの行動に対する理解に苦しみます。
アメリカの大統領が近隣諸国を訪問した矢先の断交。
近隣諸国との会談が断交のトリガーとなったのかと思ったら、仲裁に入る(あまり効力をなしてはいないようですが)。
そうかと思うと、戦闘機を売却。
嘘か本当かわかりませんが、アメリカの大統領はカタールにアメリカの基地があること、そしてそれを金銭的にカタールがサポートしていることをご存知なかったとか。
そんな暗いニュースとは一転して、カタール航空が『Airline of the Year(今年の航空会社)』に選ばれたそうです。

(画像はCNN Moneyより)
夫によると、カタールからヨーロッパに行くのにカタール航空を利用したところ、国交を断絶している国々の上空を通れないので、前回ヨーロッパからカタールに移動したルートとは違い、かなり大回りのルートだったそうです。
もちろん飛行時間は長くなっていたようです。
そんな中での受賞。
これをトリガーにいい方向に向かっていってくれればと願っています。
<<参考サイト:BBCのドイツ仲裁の記事(英語)>>
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-40219622
<<参考サイト:Aljazeeraのモロッコ仲裁の記事(英語)>>
http://www.aljazeera.com/news/2017/06/morocco-offers-mediate-qatar-gcc-crisis-170611190417048.html
<<参考サイト:Aljazeeraの天然ガス田の記事(英語)>>
http://www.aljazeera.com/indepth/interactive/2017/06/qatar-north-dome-iran-south-pars-glance-lng-gas-field-170614131849685.html
<<参考サイト:ロイター・イタリアの経済協力の記事(伊語)>>
http://it.reuters.com/article/topNews/idITKBN1931IT-OITTP
<<参考サイト:ロイター・日本のF15戦闘機売却の記事>>
https://jp.reuters.com/article/gulf-qatar-boeing-idJPKBN1960AH
<<参考サイト:CNN・日本の「今年の航空会社』受賞の記事>>
https://www.cnn.co.jp/business/35103059.html
ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。
スポンサーサイト
- [No Tag]
*Comment
Comment_form