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砂の城~ドーハでの生活

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とんだΨ難!

皆さん、最近何か変わったことは起きませんでしたか

一昨日の夜、夕食後に夫は書斎にしているゲスト・ベッド・ルームで仕事を始めたので、私は一人リビングでNetflixをチェックすることにしました。

11時半過ぎになったので、そろそろ寝ようかと思っていた矢先、非常ベルが鳴りました。

たまに自室でタバコを吸ったり(確かうちのタワーは禁止のはずだと思うのですが・・・)、キャンドルを焚いたりしているのか、夜遅くに火災報知器が鳴ります。

まだ誰か鳴らしたな・・・ぐらいに思い、気にせずNetflixを見ていました。

カタールに来てから、本当によく火災報知器が鳴り、毎回誤認警報なので、良くないことなのですが、すっかり動じなくなりました。

その夜はひつこく鳴っていたのと、廊下で退避するよう促すアナウンスまで流れ続けていました。

いつもと様子が違うので、夫に退避した方がいいのではないかと告げたところ、どうせまた誤認警報だろうし、高層階なので、階段で降りるのがイヤだと言われました

すると何と浸水

これは危険なので、再度退避しようと促したところ、1Fのレセプションに電話で確認すると夫は言い出しました

レセプションは、5分ほどで修理しますと返答してきましたが、どんどんと浸水がひどくなってきました。

さすがに腰の重~~~~~~~い夫も異変を感じたようで、退避することに同意。

やれやれ、火事であれば非常に危険な行為です。

タワーには非常階段が2か所あります。

部屋に近い方の非常階段につながる扉をあけたところ、目の前の業務用エレベーターからは滝のように水が流れていました

さすがに少し危機感を覚えた夫だったのですが、その先の非常階段がエレベーターよりもひどい滝になっているのを見て、部屋に戻ると言い出しました

もう1か所非常階段があるので、そちらから退避しようと促し、何とか退避することとなりました。

ちなみにそちらの非常階段も水が降ってきていましたが、先に見た階段よりはマシでした。

我々が地上に出る頃には、既に大半の人たちが退避した後でした

DSC_2229.jpg

そうそう。
退避中の階段にはスリッパが捨てられれていましたが、この人は裸足で外に出たのでしょうか

DSC_2228.jpg

そうだとすれば危険な行為でしょう。

ちなみに私たちは、浸水につき、万が一(感電)に備えて、スニーカーで退避しました。

タワー内にはお友達が何人かいて、我々の姿がなかったので、心配してくださっていたようです

見かけないからどうにかなったのかと思ったと言われました。
夫を説得して退避して正解だったでしょう。

浸水の原因は、どうやら、最上階にある水のパイプの破損が原因だったようです。

消防車が出動していて、結構大事になっていました。

1組のお友達がビショビショだったので、どうしたのかと尋ねたところ、非常階段の滝のような水のせいでそうなったと言っていました。

彼らはちょうど我々の真下に住んで入るので、さほど濡れていない我々を見て、なぜ濡れていないのかと不思議そうに聞いてきました。

部屋から遠い方の非常階段を利用したからだと告げたところ、非常階段が2か所もあるとは知らなかったと言っていました。

恐らく私は用心深い性分なのでしょう。

引っ越したらまず、万一に備えて避難通路を確認するようにしています。

今回夫は、全くどこが非常階段なのか知らなかったことに逆に驚きました。

この日、まさかこのような事態になるとは思っていなかったため、日中、一人で久しぶりに300mほど泳いだ上に、上層階から階段で1Fまで往復。

足が痛いです。

水漏れは止まったのですが、部屋に戻ってからも浸水はもちろん解決されておらず。

その後夜中の3時まで浸水した水を掃き出す作業となりました。

人生初の浸水は、どっと疲れが出ました。

ちなみに退避する前に見ていたのは、『斉木楠雄のΨ難』(公式サイトはこちら。日本語)でした。

imgNews_netflix_2.jpg

やれやれ、Ψ難(さいなん)はTVの中のみならず、私の生活にまでやってきました



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浸水



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