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カタールの不思議~住所が・・・
外国人の方に「日本って、すべての通りに名前がないんだね!住所はどうなってるの 

」などと問われたことはありませんか 
確かに外国では、ほぼ全ての通りに名前があり、その通りの〇〇番地のような住所になっていますよね。
それに対して日本では大抵、都道府県、市、区、番地のような形式で、家の前の通りに名前がついていないことも多いのではないでしょうか。
また、家の前の通りに名前がついていたとしても、住所は大抵、△△通りの××番地とはなっていないと思います。
欧米の住所システムに慣れている人にとっては、この日本の住所システムは少しわかりづらいのかもしれませんね。
しかし
上には上があります

ここカタールでは住所と言う概念がないようです。
こちらに来る前に、以前住んでいらっしゃった方から聞いてはいましたが、来るまでは半信半疑でした。
しかし来てみて本当に住所というものがないのに非常に驚きました。
では郵便物はどうなるのか

(イメージ画像は、Pixabayより)
どこの国でもそうだと思いますが、郵便局には「私書箱」があります。
ここカタールにも郵便局および「私書箱」が存在し、その私書箱に郵便物を届けてもらうことになります。
(※私が知る限りそのケースがほとんどのようですが、なかには自宅に直接届けてもらっている方もいらっしゃるかもしれません。)
大抵の企業などの所属機関では、その所属機関単位で私書箱を設けています。
日本人の感覚では少し不思議な感じがしますが、個人宛ての郵便物などもその私書箱を利用しているようです。
では、その場所を訪問するのはどうするのか
例えば、少し前に記載したシーフードのお店、『Yabby(ヤビー)』(こちら)の場合を見てみましょう。
『Yabby』の住所は、「Level 1, Shangri-La Hotel Doha, West Bay, Doha」となっていました。
外国は日本と違う標記の仕方なので、日本式にこの住所の後ろ側から見てみましょう。
「Doha(ドーハ)」は市の名前です。
そしてその次に来ているのが「West Bay(ウエスト・ベイ)」というエリアの名前。
その後の「Shangri-La Hotel Doha(シャングリ・ラ・ホテル・ドーハ)」は建物(ここの場合はホテル)の名前です。
最後の「Level 1」はその建物の中の階数(日本の2階です)。
このように、大抵は建物の名前(大抵、どの建物にも名前がついているようです)とエリアと市の名前で所在地が記載されているパターンが多いようです。
私のように、こちらに来てまだ間もない者にとっては、建物の名前はおろか、エリアの名前もままならない状況なので、頼りはGoogle Mapということになりますが。
このような表記で果たして100%機能しているのかというと大きな疑問があります。
小さいながらもドーハはカタールの首都で、都会です。
来た当初、車がなかったのでUber(ウーバー)を利用していましたが、ウーバーの運転手が迷ってなかなか到着しない、違うところで待っているなどと言うことが多々ありました。
さらに、一度レンタカーをするのに向かった先の建物の名前が、なんとドーハには2か所あるようで、違う方の建物に到着し探し回った結果、その建物ではないことが発覚したこともあります。
建設ラッシュのドーハでは、周りの人に聞いても知らない人が多かったりもして少し厄介なこの住所(?)システム。
ちなみに2015年の秋のこちらの記事によると(英語の記事はこちら)、各、「Zone(区域)」、「Street(通り)」、「Building(建物)」に番号がつき、「住所」が制定されたようです。
この記事に記載されているリンク先から自分が住む場所の「住所」を見てみました。
しかしながら、この新しい住所のシステムの浸透度は低いようで、1年以上経った今でも実際にタクシーなどで移動する際には従来の建物とエリア名でということに。
建設ラッシュのドーハ。
レンタカーの会社ではないですが、この先重複したビルの名前が想定されるので、この新しい住所システムの普及に期待します。
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確かに外国では、ほぼ全ての通りに名前があり、その通りの〇〇番地のような住所になっていますよね。
それに対して日本では大抵、都道府県、市、区、番地のような形式で、家の前の通りに名前がついていないことも多いのではないでしょうか。
また、家の前の通りに名前がついていたとしても、住所は大抵、△△通りの××番地とはなっていないと思います。
欧米の住所システムに慣れている人にとっては、この日本の住所システムは少しわかりづらいのかもしれませんね。
しかし

上には上があります


ここカタールでは住所と言う概念がないようです。
こちらに来る前に、以前住んでいらっしゃった方から聞いてはいましたが、来るまでは半信半疑でした。
しかし来てみて本当に住所というものがないのに非常に驚きました。
では郵便物はどうなるのか


(イメージ画像は、Pixabayより)
どこの国でもそうだと思いますが、郵便局には「私書箱」があります。
ここカタールにも郵便局および「私書箱」が存在し、その私書箱に郵便物を届けてもらうことになります。
(※私が知る限りそのケースがほとんどのようですが、なかには自宅に直接届けてもらっている方もいらっしゃるかもしれません。)
大抵の企業などの所属機関では、その所属機関単位で私書箱を設けています。
日本人の感覚では少し不思議な感じがしますが、個人宛ての郵便物などもその私書箱を利用しているようです。
では、その場所を訪問するのはどうするのか

例えば、少し前に記載したシーフードのお店、『Yabby(ヤビー)』(こちら)の場合を見てみましょう。
『Yabby』の住所は、「Level 1, Shangri-La Hotel Doha, West Bay, Doha」となっていました。
外国は日本と違う標記の仕方なので、日本式にこの住所の後ろ側から見てみましょう。
「Doha(ドーハ)」は市の名前です。
そしてその次に来ているのが「West Bay(ウエスト・ベイ)」というエリアの名前。
その後の「Shangri-La Hotel Doha(シャングリ・ラ・ホテル・ドーハ)」は建物(ここの場合はホテル)の名前です。
最後の「Level 1」はその建物の中の階数(日本の2階です)。
このように、大抵は建物の名前(大抵、どの建物にも名前がついているようです)とエリアと市の名前で所在地が記載されているパターンが多いようです。
私のように、こちらに来てまだ間もない者にとっては、建物の名前はおろか、エリアの名前もままならない状況なので、頼りはGoogle Mapということになりますが。
このような表記で果たして100%機能しているのかというと大きな疑問があります。
小さいながらもドーハはカタールの首都で、都会です。
来た当初、車がなかったのでUber(ウーバー)を利用していましたが、ウーバーの運転手が迷ってなかなか到着しない、違うところで待っているなどと言うことが多々ありました。
さらに、一度レンタカーをするのに向かった先の建物の名前が、なんとドーハには2か所あるようで、違う方の建物に到着し探し回った結果、その建物ではないことが発覚したこともあります。
建設ラッシュのドーハでは、周りの人に聞いても知らない人が多かったりもして少し厄介なこの住所(?)システム。
ちなみに2015年の秋のこちらの記事によると(英語の記事はこちら)、各、「Zone(区域)」、「Street(通り)」、「Building(建物)」に番号がつき、「住所」が制定されたようです。
この記事に記載されているリンク先から自分が住む場所の「住所」を見てみました。
しかしながら、この新しい住所のシステムの浸透度は低いようで、1年以上経った今でも実際にタクシーなどで移動する際には従来の建物とエリア名でということに。
建設ラッシュのドーハ。
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