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砂の城~ドーハでの生活

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大丈夫かしら・・・

皆さんは、サウジアラビアの油田が攻撃されたニュースをご覧になりましたか

今回のサウジの油田攻撃は、イエメン政府と対立する武装組織、フーシ派によるものでしょう。

現に、爆撃直後にフーシ派が犯行声明を出しています。

しかしながら、アメリカのポンペオ国務長官は、明確な情報がまだ得られていない内に、イランが今回の攻撃の後ろ盾となり、関与していると批判しています。

どういう情報を根拠にイランを責めているのかはわかりませんが。

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(※イメージ画像は写真ACより)

ちなみにイランは関与を否定しています。

何だか煙に巻かれたようなこの状態、イラク戦争を思い出るのは私だけでしょうか

トランプ政権で特にイランの政権変更を強硬に主張していたと思われる、ジョン・ボルトン元国家安全保障担当補佐官が更迭されたので、トランプ大統領は、イランに少し歩みよるのかと思われました。

しかし、反イランのサウジアラビア政府を支持しているアメリカ政府。
どうやらイラン制裁の緩和はそう簡単には起こらないでしょう。

いつも行動が読むのが難しいトランプ大統領。
イラン制裁緩和かサウジ政府をバックアップするのか、どちらに傾くのか、全くよめません。

一見、カタールに住んでいると直接関係のなさそうなこの出来事。

バカンス前に<<カタール、大丈夫か?!!>>(過去の記事はこちら)にも書きましたが、カタールはイランと友好関係にあります。

また、ペルシア湾をはさんでイランは対岸にあります。
そして、イランとはペルシア湾の海底ガス田の共同開発を行っています。

ご存知の通り、隣国と断交中のカタール。

日々、色々と不安はつきません。

イランが戦争に突入などと言うことになれば、イラン経由の物資の調達や、断交国の空・海域を通ることのできないカタールから出ることは可能なのでしょうか


<<参考記事:BBCニュース(日本語)>>
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49711703


<<参考記事:Yahoo!ニュース(日本語)>>
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20190916-00142789/


<<参考記事:NHKニュース(日本語)>>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190625/k10011967561000.html



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