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カタールの卒業式ってそうなの?卒業生は大変だ・・・
皆さんの中に、最近卒業式にご出席された方はいらっしゃいますか 
日本は4月から新学期が始まり、3月に卒業式ではないでしょうか。
桜が咲く時期に新学期がスタート。
何とも風流があり、いい習慣だなとつくづく思います。
ご存知の方も多いと思いますが、すべての国において新学期のスタートは4月ではありません。
逆に4月から新学期という国は非常に少数派のようです。
欧米を中心に9月から新学期がスタート
と言うところが多数派だそうです。
9月に新学期がスタートと言うことは、夏休み前に卒業式が行われます。
カタールには『Education City(エデュケーション・シティ)』と言うエリアがあります。
『Qatar Foundation for Education, Science and Community Development(カタール財団。مؤسسة قطر)』によって設立された教育都市です。
こちらの財団の総裁には以前、<<カタールのニュース~モーザ前首長妃殿下のご活動>>(過去の記事はこちら)でご紹介した、『Shaikh Tamim Bin Hamad Al-Thani(シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ。الشيخ تميم بن حمد آل ثاني)』首長のお母様である、『Sheikha Mozah bint Nasser Al Missned(シェイカ・モーザ・ビント・ナーセル・アル・ミスナド。موزا بنت ناصر المسند)』前首長妃殿下が務めていらっしゃいます。

「エデュケーション・シティ」にある「カタール財団」の建物は特徴的。

財団のロゴを意識したデザインなのでしょう。
このエリアには、「カタール財団」に誘致された世界的に水準の高い教育機関が軒を連ねています。
例えば、“Carnegie Mellon University in Qatar(カーネギー・メロン大学カタール校)”、“Texas A&M University at Qatar(テキサスA&M大学カタール校)”、“Weill Cornell Medicine-Qatar(ウェイル・コーネル医科大学)”、“Northwestern University in Qatar(ノースウェスタン大学)”、“HEC Paris in Qatar(パリ経営大学院)”、“University College London in Qatar(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン・カタール校)”、“Georgetown University School of Foreign Service in Qatar(ジョージタウン大学カタール校)”、“Virginia Commonwealth University in Qatar(バージニア・コモンウェルス大学カタール校)”があります(恐らくこちらが全部だと思うのですが、抜けていればご指摘ください)。
※各大学の英語名をクリックいただくと、オフィシャル・サイトに移動します。
それらの大学の卒業式も夏休み前の5月初旬~中旬を中心に行われるそうです。
しかしこれらの大学が他のところとは違い、カタールならではだなと思うのが卒業式が2度あること
各大学で行われる卒業式とは別に、“QF Convocation”と呼ばれる、「カタール財団」主催の合同卒業式にも出席することになっているそうです。

(画像は、カタール財団より)
またさらに驚いたことは、いくつかの大学は、最終試験の前に卒業式が行われるそうです。
2つの卒業式に出席したものの、最終的に試験にパスせず卒業できなかった
というケースが発生したりはしないのでしょうか 
卒業生の皆さんは2つの卒業式に参加するだけでも大変(それよりも最終試験の方が大変)でしょうが、卒業に伴い、色々と手続きが発生するようです。
<<ご存知でしたか?!カタールのIDカードの番号>>(過去の記事はこちら)でも触れましたが、カタールに住むには『Residency Permit(レジデンシー・パーミット。居住許可証)』の取得が義務付けられています。
夫の所属機関が手続きをしてくれたので詳細は分かりかねますが、「居住許可証」はその前に取得するビザがベースになっているようです。
「学生」としてこちらにいらっしゃっている方は、「学生ビザ」を取得し、それをベースに「居住許可証」が発行されています。
卒業と言うことは、「学生」ではなくなるので必然的に「学生ビザ」が失効=「居住許可証」も失効することになります。
既にカタール内でお仕事を見つけれらっしゃる方は、「就労ビザ」および、それをベースにした「居住許可証」への切り替えが必要となります。
大学の卒業と共にカタールからお引越しをされる方は、「居住許可証」をキャンセルするだけではなく、銀行口座を閉じたり、家や車に関する手続きなども発生します。
「居住許可証」のキャンセルをすると、7日以内にはカタールを出国する必要があるようです。
また、大学によって色々とルールは違うようですが、卒業式から「居住許可証」のキャンセルまでに規定の日数があるみたいです。
寮にお住まいの方は、寮を出ないといけない日数が決まっているところもあるようなので、色々と事前チェックが必要です。
私は日本の親元でのんびりと大学を卒業したので、何だか聞いているだけでめまいがしてきそうなスケジュール。
2度の卒業式はともかく、日本の大学に海外からいらっしゃってる学生さんたちの事情はどうなのかとふと思ったりもしました。
ちなみに今年の「カタール財団」の“QF Convocation”は5月2日で、「エデュケーション・シティ」内の“Qatar National Convention Centre”で行われるそうです。
<<参考サイト:カタール財団(英語)>>
https://www.qf.org.qa/home

日本は4月から新学期が始まり、3月に卒業式ではないでしょうか。
桜が咲く時期に新学期がスタート。
何とも風流があり、いい習慣だなとつくづく思います。
ご存知の方も多いと思いますが、すべての国において新学期のスタートは4月ではありません。
逆に4月から新学期という国は非常に少数派のようです。
欧米を中心に9月から新学期がスタート

9月に新学期がスタートと言うことは、夏休み前に卒業式が行われます。
カタールには『Education City(エデュケーション・シティ)』と言うエリアがあります。
『Qatar Foundation for Education, Science and Community Development(カタール財団。مؤسسة قطر)』によって設立された教育都市です。
こちらの財団の総裁には以前、<<カタールのニュース~モーザ前首長妃殿下のご活動>>(過去の記事はこちら)でご紹介した、『Shaikh Tamim Bin Hamad Al-Thani(シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ。الشيخ تميم بن حمد آل ثاني)』首長のお母様である、『Sheikha Mozah bint Nasser Al Missned(シェイカ・モーザ・ビント・ナーセル・アル・ミスナド。موزا بنت ناصر المسند)』前首長妃殿下が務めていらっしゃいます。

「エデュケーション・シティ」にある「カタール財団」の建物は特徴的。

財団のロゴを意識したデザインなのでしょう。
このエリアには、「カタール財団」に誘致された世界的に水準の高い教育機関が軒を連ねています。
例えば、“Carnegie Mellon University in Qatar(カーネギー・メロン大学カタール校)”、“Texas A&M University at Qatar(テキサスA&M大学カタール校)”、“Weill Cornell Medicine-Qatar(ウェイル・コーネル医科大学)”、“Northwestern University in Qatar(ノースウェスタン大学)”、“HEC Paris in Qatar(パリ経営大学院)”、“University College London in Qatar(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン・カタール校)”、“Georgetown University School of Foreign Service in Qatar(ジョージタウン大学カタール校)”、“Virginia Commonwealth University in Qatar(バージニア・コモンウェルス大学カタール校)”があります(恐らくこちらが全部だと思うのですが、抜けていればご指摘ください)。
※各大学の英語名をクリックいただくと、オフィシャル・サイトに移動します。
それらの大学の卒業式も夏休み前の5月初旬~中旬を中心に行われるそうです。
しかしこれらの大学が他のところとは違い、カタールならではだなと思うのが卒業式が2度あること

各大学で行われる卒業式とは別に、“QF Convocation”と呼ばれる、「カタール財団」主催の合同卒業式にも出席することになっているそうです。

(画像は、カタール財団より)
またさらに驚いたことは、いくつかの大学は、最終試験の前に卒業式が行われるそうです。
2つの卒業式に出席したものの、最終的に試験にパスせず卒業できなかった


卒業生の皆さんは2つの卒業式に参加するだけでも大変(それよりも最終試験の方が大変)でしょうが、卒業に伴い、色々と手続きが発生するようです。
<<ご存知でしたか?!カタールのIDカードの番号>>(過去の記事はこちら)でも触れましたが、カタールに住むには『Residency Permit(レジデンシー・パーミット。居住許可証)』の取得が義務付けられています。
夫の所属機関が手続きをしてくれたので詳細は分かりかねますが、「居住許可証」はその前に取得するビザがベースになっているようです。
「学生」としてこちらにいらっしゃっている方は、「学生ビザ」を取得し、それをベースに「居住許可証」が発行されています。
卒業と言うことは、「学生」ではなくなるので必然的に「学生ビザ」が失効=「居住許可証」も失効することになります。
既にカタール内でお仕事を見つけれらっしゃる方は、「就労ビザ」および、それをベースにした「居住許可証」への切り替えが必要となります。
大学の卒業と共にカタールからお引越しをされる方は、「居住許可証」をキャンセルするだけではなく、銀行口座を閉じたり、家や車に関する手続きなども発生します。
「居住許可証」のキャンセルをすると、7日以内にはカタールを出国する必要があるようです。
また、大学によって色々とルールは違うようですが、卒業式から「居住許可証」のキャンセルまでに規定の日数があるみたいです。
寮にお住まいの方は、寮を出ないといけない日数が決まっているところもあるようなので、色々と事前チェックが必要です。
私は日本の親元でのんびりと大学を卒業したので、何だか聞いているだけでめまいがしてきそうなスケジュール。
2度の卒業式はともかく、日本の大学に海外からいらっしゃってる学生さんたちの事情はどうなのかとふと思ったりもしました。
ちなみに今年の「カタール財団」の“QF Convocation”は5月2日で、「エデュケーション・シティ」内の“Qatar National Convention Centre”で行われるそうです。
<<参考サイト:カタール財団(英語)>>
https://www.qf.org.qa/home
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