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砂の城~ドーハでの生活

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カタール情報~通貨

皆さんは、カタールの通貨単位をご存知ですか 

カタール情報の第3弾は、カタールの通貨について。

カタールでは、『Qatari riyal(カタール・リヤル。ريال قطري)』という通貨単位が使われています。

日本円が“”¥“や、“JPY”で表されるように、「カタール・リヤル」は、QR”や“QAR”で表されます。

ドルが“¢”、ユーロが“c”という補助単位を持つように、「カタール・リヤル」にも『Dirham(ディルハム。 درهم)』という補助単位があります。

ドルやユーロ同様に、1カタール・リヤル=100ディルハムとなっています。

カタールにも紙幣と硬貨があります。

紙幣は6種類です。

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写真上から(向かって右側が表、左側が裏)、

1リヤル(裏:カンムリヒバリ、ハチクイ、メダイチドリ)、
5リヤル(裏:アラビアオリックス、ヒトコブラクダ、旧国立博物館)、
10リヤル(裏:ダウ船、ホール・アル・ウデイドの砂丘)、

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50リヤル(裏:カタール中央銀行、ザ・パール・モニュメント)、
100リヤル(裏:グランドモスク、アル・シャカブ研究院)、
500リヤル(裏:首長の宮殿、ハヤブサ)、

それぞれの表面には、装飾柱、アーチ門、国章が描かれていて、写真ではわかりにくいですが、それぞれにハヤブサの透かしが入っています。

アラビア数字がわからないと表面は何のことかと言う感じですが、裏面の算用数字同様の値が書かれています。

とてもカラフルだと思いませんか 

裏面の上部に書かれている通り、発行元はカタール中央銀行(Qatar Central Bank)です。

補助単位の「ディルハム」は硬貨で、5種類あるそうです。

「あるそうです」と書いたのは、まず硬貨自体、滅多にお目にかかることがありません 

ほとんどのお店は紙幣で用が済むようにお会計(切り捨てたり、切り上げたり)。

何度かスーパーでつり銭としていただいた硬貨は2種類。

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25ディルハムと50ディルハム。
これら以外に、1ディルハム、5ディルハム、10ディルハムの硬貨があるみたいです。
ここに住んでいる間に見るチャンスがあればいいなと思っているのですが。


1966年まではインドのルピーが使われていたそうです。
その後、サウジアラビア・リヤル、カタール・ドバイ・リヤルと通貨を変え、最終的に1973年に「カタール・リヤル」の導入に至りました。

まだ44年ほどしか経っていない通貨です。

アメリカ・ドルとは固定相場制を取っているカタール・リヤルですが、日本円との為替レートは若干変動があるようです。


皆さんの中に、カタールの少額硬貨を目にされたことのある方はいらっしゃいますか 



(写真撮影日:2017年4月12日)



【カタール情報】
  1. <<国名と地理>>はこちら
  2. <<民族と言語と宗教>>はこちら




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