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ニュース番外編~新型コロナウイルスについて~vol. 9
皆さんがお住まいの地域では、新型コロナウイルスの状況はいかがでしょうか 

日本では、新型コロナウイルスに関する水際対策が強化されたそうですね(参考記事はこちら。日本語)。
日本の空港と言えば、少し前に成田空港の検疫所が汚染され、復旧のめどが立っていないと言うニュースがありましたが(参考記事はこちら。日本語)、その後はどうなったのでしょう
その後のニュースで空港での検査にて陽性反応が出た帰国者がいたというのがあったので(参考記事はこちら。日本語)、復旧したのでしょうか
ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はMinistry of Public Healthより。参考記事はこちら。英語。)
またまた死亡者が出ました
現時点でのカタールでの死亡者数は3件です。
経緯は以下の通りです。
まず、現時点でのカタールでの感染者数は949件です。
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から一気に359件増加しています。
増加の経緯は、以下の通りです。
また、現時点でのカタールでの回復者数は72件です。
そしてまだまだ絶えません、自宅隔離のカタール人違反者たち

前回、55名の違反者がいたとお伝えいたしました。
そして今回、55名の違反者が発生し、計、110名となっています
※追記1:この違反者のニュースを一番に発表したのはI Love Qatarだったように思います(参考記事はこちら。英語)。
なぜ、1名の誤差があるのか
誤差となった該当の1名は、I Love Qatarは3/27、他のメディアは3/28に違反者として伝えた10名の中に入っている人でした。
単に、I Love Qatarが間違ってこの人を加えたのでしょうか
それとも違反者として掲載されているだけで、実際は何も措置が取られておらず、2度目の違反発覚だったのでしょうか
続出しているカタール人違反者を見ても、実際はどのような措置が罰則対象者に取られているのか気になるところです。
※追記2:ホテルにて隔離措置が取られている人を訪ねて行った人たちが逮捕されました。
その様子がソーシャルメディアに動画としてアップされていたそうです。
公衆衛生省は、自宅隔離についてのガイドラインを発表しています(参考記事はこちら。英語)。
こちらに、「家族とのコンタクトを取らない」と明記されています。
ホテルでの隔離措置にはこれが当てはまらないとでも思っているのでしょうか
また、この違反者たちの名前はどうして公表されないのでしょう
そもそも、今までの違反者も併せて罰則が適切に課せられているのか非常に疑問を感じます。
それにしても、今回も男性ばかりの名が挙がっていますね。
本当に女性の違反者はいないのでしょうか


再三に渡って発表されている集会の禁止。
内務省は、ポスターも作っているようです(下の画像、参考記事はこちら。英語)。

そして、先日TAKE C さまが下さったコメントの中に、市内では警察等がパトロールに出ているそうです。
それにも関わらず、まだまだ集会が続いているのでしょうか
集会禁止の違反者として、10名が逮捕されたそうです(参考記事はこちら。英語)。
それを受けてなのか、ドローンを飛ばして新型コロナウイルスの啓発キャンペーンを行っているようです(参考記事はこちら。英語)。
どうせドローンを飛ばすなら、集会や隔離者の監視等に使っていただきたいと思うのは私だけでしょうか
逮捕と言えば、カタール内の部族間不和を誘うようなデジタル・コンテンツを流したとしてカタール人5名を逮捕したそうです(参考記事はこちら。英語)。
数字関連のことはこの辺りにして、その他、カタールでの動きをお伝えいたします。
まずは今私が一番、疑問に思っているニュースから。
4/2のQatar Tribuneの記事(参考記事はこちら。英語)に、今みんなが一番欲しいと思っている、マスクと消毒剤の販売についての記載がありました。
記事には“citizens”に対してと書かれていました。
“citizens”には、国籍保有者という意味と、市民という意味があります。
どちらなのかと読み進めていると、“ration card”という言葉が出てきました。
販売はこれを所有している人のみです。
調べてみると、商工産業省がカタール国籍者に発行しているカードでした(参考記事はこちら。英語)。
言葉を失います。
やっと今か
感を感じずにはいれませんが、就労に関する新しいルールが発表されました(参考記事はこちら。英語)。
おおまかな概要は以下の通りです。
自治環境省は、感染者が多く出ているインダストリアル・エリアのStreet 1からStreet 32までの1,200万平方メートルのエリアを消毒したそうです(参考記事はこちら。英語)。
予防策なのでしょうが、問題は閉塞したスペースに何人もの人が生活しているという生活環境なのでは
このエリアのロックダウン(封鎖)はまだまだ続いているようです(参考記事はこちら。英語)。
医療関連のことも少し書かせていただきます。
危機管理最高委員会は、カタールでの感染者の84%は隔離措置にある人たちだと発表しました(参考記事はこちら。英語)。
記事はだから状況はコントロール下にあるようにありましたが、上記でもお知らせしたように増え続ける隔離違反者たち。
きちんと隔離していただきたいものです。
最後に明るいニュースを。
今夜8時にカタール・フィルハーモニー管弦楽団によるバルコニー演奏が行われますよ(参考記事はこちら。英語)。

各演奏者たちが自宅のバルコニーからベートーベンの音楽を奏でるそうです。
しばし耳を傾けて見られてはいかがですか
カタールは新型コロナウイルスの情報提供のためにサイトを立ち上げたようです(該当サイトはこちら。英語)。
ご活用される方はご参考までに。
とても長くなりました
次回から何度かに分けてもう少し短めにご報告しようかと思っています。
長くなりついでですが、続きにカタール以外の国で気になったことを書いています。
お時間の許す方は是非続きもご覧くださいね。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
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カタール ニュース 番外 新型コロナウイルス COVID-19
長い文章におつきあい下さりありがとうございます。
カタール外で気になった海外の出来事を少し書かせていただきます。
まず、私が一番気になっていることはUKのチャールズ皇太子のことです。
前回の記事(こちら)で、チャールズ皇太子がCOVID-19陽性だったとお伝えいたしました。
先月30日に国のガイドラインに従いながら、隔離措置を終えたとのニュースを見ました(参考記事はこちら。英語)
隔離から7日後のことだそうです
逆に検査で陰性だったカミラ夫人はその週末まで隔離措置を取り続けるそうです。
UKが推奨している措置では、症状がある場合は7日間の隔離が必要とのことです(参考記事はこちら。英語)。
そして、症状がある人と生活を伴にしている人は、14日間の隔離が必要とのことです。
カミラ夫人の隔離は14日間に満たないのでは
初動対応の遅れにより感染が急激に拡大し、持病のない13歳の少年まで死亡しているUK(参考記事はこちら。英語)。
心配が尽きません。


日本では、新型コロナウイルスに関する水際対策が強化されたそうですね(参考記事はこちら。日本語)。
日本の空港と言えば、少し前に成田空港の検疫所が汚染され、復旧のめどが立っていないと言うニュースがありましたが(参考記事はこちら。日本語)、その後はどうなったのでしょう

その後のニュースで空港での検査にて陽性反応が出た帰国者がいたというのがあったので(参考記事はこちら。日本語)、復旧したのでしょうか

ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はMinistry of Public Healthより。参考記事はこちら。英語。)
またまた死亡者が出ました

現時点でのカタールでの死亡者数は3件です。
経緯は以下の通りです。
- 3/31発表 1名の死亡者
死亡したのは、持病があった58歳の人だそうです。
今回は、性別、国籍は発表されていません。
記事によると、3/17に感染が確認され、直ちに集中治療室での治療が行われていたとの事です。
前回の死亡記事同様、3/17に感染者の発表はありましたが(過去の記事はこちら)、6名の患者が集中治療室に運ばれた(安定した状態)と発表されたのは3/19だったようですが・・・
この方も、その内の1人だったのでしょうか
(参考記事はこちら。英語) - 4/2発表 1名の死亡者
死亡したのは、急性肺炎に苦しんでいた85歳の人だそうです。
こちらも、性別、国籍は発表されていません。
前日に急性肺炎と診断されてから集中治療室に収容され、その後死亡が確認されたそうです。
最近の集中治療室収容のニュースはありませんよね
(参考記事はこちら。英語)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は949件です。
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から一気に359件増加しています。
増加の経緯は、以下の通りです。
- 3/29発表 44名の感染者
はっきりとした数字の内訳は不明ですが、最近カタールに帰国した人、そして感染者と接触があった人たちだそうです。
※最近、このフレーズばかりなので、以下、省略させていただきます。
(参考記事はこちら。英語) - 3/30発表 59名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 3/31発表 88名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 4/1発表 54名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 4/2発表 114名の感染者
(参考記事はこちら。英語)
また、現時点でのカタールでの回復者数は72件です。
- 3/29発表 3名
(参考記事はこちら。英語) - 3/30発表 3名
(参考記事はこちら。英語) - 3/31発表 11名
(参考記事はこちら。英語) - 4/1発表 9名
(参考記事はこちら。英語) - 4/2発表 1名
(参考記事はこちら。英語)
そしてまだまだ絶えません、自宅隔離のカタール人違反者たち


前回、55名の違反者がいたとお伝えいたしました。
そして今回、55名の違反者が発生し、計、110名となっています

- 3/30発表 16名
(参考記事はこちら。英語)
※この件に関しては、気になっていることがあるので、以下、※追記1をご参照ください。 - 4/1発表 20名
(参考記事はこちら。英語) - 4/1発表 6名
※この件に関しては、補足事項があるので、以下、※追記2をご参照ください。
(参考記事はこちら。英語) - 4/2発表 13名
(参考記事はこちら。英語)
※追記1:この違反者のニュースを一番に発表したのはI Love Qatarだったように思います(参考記事はこちら。英語)。
なぜ、1名の誤差があるのか

誤差となった該当の1名は、I Love Qatarは3/27、他のメディアは3/28に違反者として伝えた10名の中に入っている人でした。
単に、I Love Qatarが間違ってこの人を加えたのでしょうか

それとも違反者として掲載されているだけで、実際は何も措置が取られておらず、2度目の違反発覚だったのでしょうか

続出しているカタール人違反者を見ても、実際はどのような措置が罰則対象者に取られているのか気になるところです。
※追記2:ホテルにて隔離措置が取られている人を訪ねて行った人たちが逮捕されました。
その様子がソーシャルメディアに動画としてアップされていたそうです。
公衆衛生省は、自宅隔離についてのガイドラインを発表しています(参考記事はこちら。英語)。
こちらに、「家族とのコンタクトを取らない」と明記されています。
ホテルでの隔離措置にはこれが当てはまらないとでも思っているのでしょうか

また、この違反者たちの名前はどうして公表されないのでしょう

そもそも、今までの違反者も併せて罰則が適切に課せられているのか非常に疑問を感じます。
それにしても、今回も男性ばかりの名が挙がっていますね。
本当に女性の違反者はいないのでしょうか



再三に渡って発表されている集会の禁止。
内務省は、ポスターも作っているようです(下の画像、参考記事はこちら。英語)。

そして、先日TAKE C さまが下さったコメントの中に、市内では警察等がパトロールに出ているそうです。
それにも関わらず、まだまだ集会が続いているのでしょうか

集会禁止の違反者として、10名が逮捕されたそうです(参考記事はこちら。英語)。
それを受けてなのか、ドローンを飛ばして新型コロナウイルスの啓発キャンペーンを行っているようです(参考記事はこちら。英語)。
どうせドローンを飛ばすなら、集会や隔離者の監視等に使っていただきたいと思うのは私だけでしょうか

逮捕と言えば、カタール内の部族間不和を誘うようなデジタル・コンテンツを流したとしてカタール人5名を逮捕したそうです(参考記事はこちら。英語)。
数字関連のことはこの辺りにして、その他、カタールでの動きをお伝えいたします。
まずは今私が一番、疑問に思っているニュースから。
4/2のQatar Tribuneの記事(参考記事はこちら。英語)に、今みんなが一番欲しいと思っている、マスクと消毒剤の販売についての記載がありました。
記事には“citizens”に対してと書かれていました。
“citizens”には、国籍保有者という意味と、市民という意味があります。
どちらなのかと読み進めていると、“ration card”という言葉が出てきました。
販売はこれを所有している人のみです。
調べてみると、商工産業省がカタール国籍者に発行しているカードでした(参考記事はこちら。英語)。
言葉を失います。
やっと今か

おおまかな概要は以下の通りです。
- 政府機関就労者数の削減
- 民間企業就労者数の削減と1日の就労時間の削減
具体的には、就労する従業員の数を20%とし、残り80%は自宅でのテレワークとする。
また、労働時間は午前7時から午後1時までの6時間とする。
食料品店、薬局、デリバリー関連の会社・店舗は除外となります。 - ホーム・サービスの停止
清掃、ケータリング、その他のホスピタリティ企業が提供するサービスは一時停止となります。
自治環境省は、感染者が多く出ているインダストリアル・エリアのStreet 1からStreet 32までの1,200万平方メートルのエリアを消毒したそうです(参考記事はこちら。英語)。
予防策なのでしょうが、問題は閉塞したスペースに何人もの人が生活しているという生活環境なのでは

このエリアのロックダウン(封鎖)はまだまだ続いているようです(参考記事はこちら。英語)。
医療関連のことも少し書かせていただきます。
- 3/30 公衆衛生省は民間医療機関に一部の医療サービスを停止するように要請しました。
(参考記事はこちら。英語)
記事によると、緊急時を除き、民間の歯科、皮膚科、形成外科クリニックは施術を停止するよう要請を受けたようです。
また、食事療法および痩身センターや理学療法クリニックもサービス提供の停止を求められています。 - 3/30 HMGHをコロナウイルス感染者治療の施設に指定しました。
(参考記事はこちら。英語)
“Hamad Medical Corporation(HMC。ハマド医療法人。مؤسسة حمد الطبية”は、傘下にあるHazm Mebaireek General Hospital(HMGH。ハズム・メバイリーク総合病院)をコロナウイルス感染者治療の施設に指定したと発表しました。
これにより、ハイ・クオリティーなケアが可能になったとのことです。 - 4/1 公衆衛生省はドライブ・スルーのウイルス検査が可能になったと発表しました。
(参考記事はこちら。英語)
しかしながら、誰もがこのサービスを受けれる訳ではありません。
サービスを受けれる対象は以下の条件を満たしている人のみです。- 今年3/10から3/21に海外からカタールに帰国した人
- 自宅隔離中の人で、かつ、自宅隔離に関する宣誓書に署名した人
- 帰宅以来、綿棒で採取するCOVID-19の検査を未実施の人
条件を満たしており、検査実施を求める人は、16060(オプション2を選択)に電話をかけて検査予約をしてください。
尚、電話をかける前に以下の情報をお手元にご用意ください。- フルネーム
- カタールID番号
- 電話番号
- 住所(ブルーのプレートに書かれている番号を含む)
- カタールへの帰国日
- 帰国便のフライト番号
どれくらいの人がそのサービスを受けれるのでしょう
危機管理最高委員会は、カタールでの感染者の84%は隔離措置にある人たちだと発表しました(参考記事はこちら。英語)。
記事はだから状況はコントロール下にあるようにありましたが、上記でもお知らせしたように増え続ける隔離違反者たち。
きちんと隔離していただきたいものです。
最後に明るいニュースを。
今夜8時にカタール・フィルハーモニー管弦楽団によるバルコニー演奏が行われますよ(参考記事はこちら。英語)。

各演奏者たちが自宅のバルコニーからベートーベンの音楽を奏でるそうです。
しばし耳を傾けて見られてはいかがですか

カタールは新型コロナウイルスの情報提供のためにサイトを立ち上げたようです(該当サイトはこちら。英語)。
ご活用される方はご参考までに。
とても長くなりました

次回から何度かに分けてもう少し短めにご報告しようかと思っています。
長くなりついでですが、続きにカタール以外の国で気になったことを書いています。
お時間の許す方は是非続きもご覧くださいね。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
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カタール ニュース 番外 新型コロナウイルス COVID-19
長い文章におつきあい下さりありがとうございます。
カタール外で気になった海外の出来事を少し書かせていただきます。
まず、私が一番気になっていることはUKのチャールズ皇太子のことです。
前回の記事(こちら)で、チャールズ皇太子がCOVID-19陽性だったとお伝えいたしました。
先月30日に国のガイドラインに従いながら、隔離措置を終えたとのニュースを見ました(参考記事はこちら。英語)

隔離から7日後のことだそうです

逆に検査で陰性だったカミラ夫人はその週末まで隔離措置を取り続けるそうです。
UKが推奨している措置では、症状がある場合は7日間の隔離が必要とのことです(参考記事はこちら。英語)。
そして、症状がある人と生活を伴にしている人は、14日間の隔離が必要とのことです。
カミラ夫人の隔離は14日間に満たないのでは

初動対応の遅れにより感染が急激に拡大し、持病のない13歳の少年まで死亡しているUK(参考記事はこちら。英語)。
心配が尽きません。
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