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砂の城~ドーハでの生活

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新型コロナウイルス(COVID-2019)について~自主隔離する?!

皆さんのお住まいの国・地域では、自宅隔離が強要されているのでしょうか

昨日まで、Googleのロゴが、≪Stay Home Save Lives≫応援ロゴになっていましたね

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(※画像はGoogleより)

ちなみに、今日からは公衆衛生従事者・研究者の方への感謝のロゴになっています。
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(※画像はGoogleより)

カタールでは自宅隔離しましょうと言うニュースがメディアで流れているものの、強制ではありません。

家族単位でぞろぞろと散歩をしたり、昼・夕食時にテイク・アウトのオーダーをしに行くのか出かけたり、そしてジョギング・ランニングはもちろん、サイクリングにキックスケーターと、バルコニーや窓から外見ると必ず人を見かけます。

私は、自主的に≪Stay Home Save Lives≫運動を実施していると何度かお伝えいたしましたが、悪までも<自主的>であり、カタールが発令しているものではありません。

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(※画像はUSA Todayより)

こちらに来て3年ほど経過しましたが、報道されているニュースは話半分ぐらいに聞く癖がついています

今、驚異的な広がりをみせているヨーロッパの国々では国が自宅隔離を強いているところも多々あります。
それなりの理由があってのことでしょう。
また、そのルールをかいくぐり、自由に外出している人たちが後を絶たないために、拡散がやまないのが現実です。

ここカタールでは、そう言った個人の自由と権利を主張する国から来ている人、アラビア語も英語もよくわからない人、状況をよく把握できていない人等、自由に行動している人が多いように思います。
カタールは人口が少ないので、大都市が存在する国々に比べると、感染数が目立たないかもしれませんが。
また、既に自国に帰国してしまっている人も少なくない気がします。

当初、私も夫もいずれかの国に戻ろうかと思いました。

正直、今の日本が取っている対策と、流行への危機感に対して、日本国外から見ていると恐怖を感じずにはいられません。
また、日本に戻るには長時間の密室状態となる飛行機に乗る必要が生じてきます。
そのため、日本行きは早々に選択外となりました。

日本よりは近い距離にある夫の国(ヨーロッパ)も考えましたが、ヨーロッパも今はいい状態と言える状況ではありません。
さらに、もうすぐあるイースターで、感染者が減少し始めた国ですら、また増加するのではないかと考えています。
また、ヨーロッパの国籍を持たない私の入国・滞在が問題となってくるでしょう。

そうなると、カタールに滞在することを余儀なくされました。

上記に述べたように、正直あまり安全だと感じることができないこちらの生活。
そのために、自主的に自宅隔離を行っている次第です。

“一応”、公の場では、他の人との距離を2メートルの保ちましょうと言っているようですが(参考記事はこちら。英語)、まさに推奨レベルの実行でしょう。

私はお買い物はすべてオンライン・ショッピングで済ませているので、スーパーにも行きませんが、スーパーに行っているお友達は、レジに並ぶ際の1メートル間隔ルールは実行されていない場合は多いと言っていました。

それを聞いてさらに買い物に行く気がなくなった私ですが、嘆きながらも彼女はマスクもつけずに結構頻繁に買い物に行ったり、散歩にジョギングにと毎日外出しているようです
時分好きな時に外出するという自由は、彼女にとっては譲れないところなのでしょう。
こうなる前は、そんな毎日買い物はもちろん、ジョギングに散歩にと出かけている様子はなかったように思うのですが・・・

ヨーロッパに住んでいるお友達の中に、消防士のお友達がいます。
彼は年老いた母親や、自分の家族がいるので、できることならば私のように家にこもりたいそうです。
しかしながら仕事柄、稼働日はいつも出勤しています。

また、私の義兄は医者です。
彼も第一線で仕事することを余儀なくされています。

そんな彼らにエールを送るため、そして一人でも感染者を増やさないために、私も、そして夫も個人的に≪Stay Home Save Lives≫を続けていこうと思っています。

但し、上記で述べた私のお友達のように、精神的に外出しないことが多大なストレスになる人は、外出しないことにより起こりうる障害が予想されるので、自宅隔離が強制されていない国・都市では、自分の性格、精神力の強さ等、秤にかける必要があるでしょう。

と言うのも、自宅隔離が余儀なくされている国・都市等で、DVや虐待が増加しているそうです。
また、離婚数も増加傾向にあるようです。

新型コロナウイルスがトリガーになっているとは言え、別の要因で命を危険にさらす必要はないでしょう。

個人的な新型コロナウイルスのいい影響としては、≪新型コロナウイルス(COVID-2019)~家で何する?!≫(過去の記事はこちら)でご招待したように、バルコニーを活用するようになった影響で、腕だけ日焼けしています

夫も家にいるようになってから、陽がバルコニーに差し込む時間帯に約5分、夫とバルコニー・トークをするようになりました。
バルコニーで日差しを浴びながら、他愛のない話を約5分ほどしているだけなのですが、日々の積み重ねのせいか、腕だけ日焼けしています。
今年はビタミンD不足の心配はなさそうです。

日々の買い出しをしない上に、オンラインでのショッピングはオーダーしたものが届かないということも多々あります。
そのために、普段はあまり見ないレシピ・サイト等を見て、普段とは違うメニューが食卓にのぼるようになりました。
元々食べるのが好きな夫は、嬉しそうです。

ものは考えよう。
発想を変えれば、危機的状況も好転するかもしれませんね。

繰り返しになりますが、私は自主的に≪Stay Home Save Lives≫運動を実施しているだけで、自宅隔離が強制となっていない方たちへの誘導、提案ではありません。

ご自身が、そしてご家族がベストな状態でこの状況を乗り切りましょう



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