Entries
ニュース番外編~新型コロナウイルスについて~vol. 11
皆さんがお住まいの地域では、新型コロナウイルスの状況はいかがでしょうか 

さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はMinistry of Public HealthのTwitterより。参考記事はこちら。英語。)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は3,231件です。
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から1,021件増加しています。
増加の経緯は、以下の通りです。
また、現時点でのカタールでの回復者数は334件です。
現時点でのカタールでの死亡者数は7件です。
今回はやや若めの方が死亡しました。
毎回、慢性疾患に苦しんでいた人ばかりが死亡しているようですね。
すっかり報じられなくなった自宅・ホテル隔離違反者のニュース。
4/10に興味深い発表がありました。
こちらのブログでは毎回、報じられている隔離違反者の情報を掲載させていただいておりました。
報じられている数は前回お伝えしたように、114名でしたが、10日の記者会見で、3月31日から4月4日までの検疫違反に関連する報告は3,775件あり、378件の違反が検挙されたそうです(参考記事はこちら。英語)。
報告数はともかく、検挙数、報道数の3倍以上の誤差はどういうことなのでしょう
また、同記事には以下のことも書かれていましたよ。
ホテル隔離者のリリース前にはWHOの方針に則った手順を踏んでいることを願います。
また、結構な数のホテル隔離者です。
カタール人および、カタール人の家族や、カタール人宅に雇われている使用人以外のカタールへの入国は3月18日よりできなくなっているはずです。
隔離は14日間。
一般の外国人が入国できた3/17の14日後は3/31。
と言うことは、今ホテル隔離になっているのはカタール人およびその家族や使用人と言うことですね。
更なる隔離違反がないことを祈ります。
そして同じ記者会見時に発表されたと思われる別の記事(参考記事はこちら。英語)には、感染者の86%は男性であるとありました。
この数字の意味するところは、感染者のほとんどはいわゆるワーカーさんと呼ばれているインダストリアル・エリアに詰め込まれている低賃金労働者ということではないでしょうか
そのことは政府も認識しているのか、行政開発・労働・社会問題省は、88,185人もの労働者を検査したようです(参考記事はこちら。英語)。
この数から言うと、ワーカーさんたちが多く含まれているのではないかと推測します。
また記事は、死亡した6名のうち、2名はCOVID-19に起因するものではないと伝えています。
NYタイムズの記事によると(参考記事はこちら。英語)、COVID-19は呼吸器官へのダメージのみにとどまらず、様々な臓器へのダメージをも引き起こすとありました。
この説については、失念してしまいましたが、他のニュース・メディアでも拝見しました。
そのことを踏まえての発表だったのでしょうか
そうであれば、WHOに申し出てみては
WHOからの回答がどうなることやらですが・・・
4/9に危機管理最高評議会は、Ehteraz(イハテラーズ)というコロナウイルス感染拡大予防のアプリを立ち上げる予定であると発表しました(参考記事はこちら。英語)。
このアプリにより、ウイルスの感染経路が特定でき、個人、および関係者に注意喚起が可能になり、医療支援が促進されるようになる予定です。
これに対し、個人的に3つの疑問があります。
まず、感染が拡大しているワーカーさんを含め、全員がスマートフォンを所持しているのか。
所持していたとして、常に電源を入れ、携帯しているのか。
また、スマートフォンを所持していない場合の罰則はあるのか。
たまたま家に置き忘れてしまったのならともかく、感染者が故意に不所持の場合は有益性は無効ではないのでしょうか
また、公的機関情報に基づき、各ユーザーの健康状態はカテゴリ別にQRコードに自動的に分類されるそうです。
分類は以下の通りです。
公の場での集会防止のために警察がパトロールを強化しているようです(参考記事はこちら。英語)。
相乗効果なのか、パールに週末ごとにやってくる暴走車が減った気がします。
国の対策として少し気になっているのが、自治環境省が取り組んでいる ‘Al Furjan’というキャンペーン(参考記事はこちら。英語)。
記事によると、Al FurjanエリアとAl Kharaitiyatエリアを消毒したそうです。
車で30分弱ほどの距離があるエリアが選ばれたのはなぜなのでしょう
これらのエリアで何かあったのでしょうか


4/11の発表によると、日本製の'Air Doctor'と呼ばれる除菌剤が販売停止になったようです(参考記事はこちら。英語)。
また、4/11のQatar Tribuneの記事によると、アル・ライヤーン通りにある、サウジアラビア系の本屋さん、Jarir Bookstoreが15日間営業停止になったようです(参考記事はこちら。英語)。
記事のよると、営業時間が政府が決めた時間に沿っていなかったとか。
朗報です
商工産業省が第2回目の(1回目はいつだったのでしょう

どうやら1回目はカタール人だけが対象だったような・・・)マスク販売を開始しました(参考記事はこちら。英語)。
QID毎に、上限20枚のマスクが購入できるようです。
価格は20枚でQR40だそうです。
購入可能な薬局は、以下の通りです。
ヨーロッパの国では、政府がマスクを無料配布してくれている都市等もあるそうです。
オイルや天然ガス・マネーで経済にさほどダメージがあると思えない人口の少ないカタール。
そこは太っ腹にはなれないのですね
すっかり報じられなくなったホテル・自宅隔離違反者に代わり、集会違反者の記事がありました(参考記事はこちら。英語)。
違反者は4名のカタール人だそうです。
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
+97460060601
ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。

カタール ニュース 番外 新型コロナウイルス COVID-19
感染数が非常に少なくなってきていたと思われた中国と韓国の話題を少し。
まず、中国から。
そろそろ新型コロナウイルスは終息かと思われた矢先に、感染拡大の第2波が来ていると言われています(参考記事はこちら。日本語)。
感染が急拡大しているロシアから帰国した中国人を中心に新たな感染例が急増しているそうです。
何のニュース番組だったか失念してしまいましたが、これまた感染が拡大しているアメリカからの帰国者も感染しているケースが多いと言っていました。
自国民を見捨てる訳にもいかないので、中国のジレンマが始まりそうですね。
そして、韓国。
何と新型コロナウイルス感染症の治療後に陰性となった91人の患者が、退院前の検査で再び陽性反応を示したそうです(参考記事はこちら。日本語)
以前にも日本で同様のケースがあったように思いますが、今回は何と91人
再感染ではなく、ウイルスの再活性化ではないかとのことですが、どうなのでしょうか


さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はMinistry of Public HealthのTwitterより。参考記事はこちら。英語。)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は3,231件です。
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から1,021件増加しています。
増加の経緯は、以下の通りです。
- 4/9発表 166名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 4/10発表 136名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 4/11発表 216名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 4/12発表 251名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 4/13発表 252名の感染者
(参考記事はこちら。英語)
また、現時点でのカタールでの回復者数は334件です。
- 4/9発表 28名
(参考記事はこちら。英語) - 4/10発表 21名
(参考記事はこちら。英語) - 4/11発表 20名
(参考記事はこちら。英語) - 4/12発表 28名
(参考記事はこちら。英語) - 4/13発表 59名
(参考記事はこちら。英語)
現時点でのカタールでの死亡者数は7件です。
- 4/12発表 1名
複数の慢性疾患に苦しんでいた42歳の人だそうです。
(参考記事はこちら。英語)
今回はやや若めの方が死亡しました。
毎回、慢性疾患に苦しんでいた人ばかりが死亡しているようですね。
すっかり報じられなくなった自宅・ホテル隔離違反者のニュース。
4/10に興味深い発表がありました。
こちらのブログでは毎回、報じられている隔離違反者の情報を掲載させていただいておりました。
報じられている数は前回お伝えしたように、114名でしたが、10日の記者会見で、3月31日から4月4日までの検疫違反に関連する報告は3,775件あり、378件の違反が検挙されたそうです(参考記事はこちら。英語)。
報告数はともかく、検挙数、報道数の3倍以上の誤差はどういうことなのでしょう

また、同記事には以下のことも書かれていましたよ。
- ホテルでの隔離者が、3,488名リリースされました
- 6,694名がホテル隔離になっています
- 28軒のホテルがホテル隔離に使用されています
ホテル隔離者のリリース前にはWHOの方針に則った手順を踏んでいることを願います。
また、結構な数のホテル隔離者です。
カタール人および、カタール人の家族や、カタール人宅に雇われている使用人以外のカタールへの入国は3月18日よりできなくなっているはずです。
隔離は14日間。
一般の外国人が入国できた3/17の14日後は3/31。
と言うことは、今ホテル隔離になっているのはカタール人およびその家族や使用人と言うことですね。
更なる隔離違反がないことを祈ります。
そして同じ記者会見時に発表されたと思われる別の記事(参考記事はこちら。英語)には、感染者の86%は男性であるとありました。
この数字の意味するところは、感染者のほとんどはいわゆるワーカーさんと呼ばれているインダストリアル・エリアに詰め込まれている低賃金労働者ということではないでしょうか

そのことは政府も認識しているのか、行政開発・労働・社会問題省は、88,185人もの労働者を検査したようです(参考記事はこちら。英語)。
この数から言うと、ワーカーさんたちが多く含まれているのではないかと推測します。
また記事は、死亡した6名のうち、2名はCOVID-19に起因するものではないと伝えています。
NYタイムズの記事によると(参考記事はこちら。英語)、COVID-19は呼吸器官へのダメージのみにとどまらず、様々な臓器へのダメージをも引き起こすとありました。
この説については、失念してしまいましたが、他のニュース・メディアでも拝見しました。
そのことを踏まえての発表だったのでしょうか

そうであれば、WHOに申し出てみては

WHOからの回答がどうなることやらですが・・・
4/9に危機管理最高評議会は、Ehteraz(イハテラーズ)というコロナウイルス感染拡大予防のアプリを立ち上げる予定であると発表しました(参考記事はこちら。英語)。
このアプリにより、ウイルスの感染経路が特定でき、個人、および関係者に注意喚起が可能になり、医療支援が促進されるようになる予定です。
これに対し、個人的に3つの疑問があります。
まず、感染が拡大しているワーカーさんを含め、全員がスマートフォンを所持しているのか。
所持していたとして、常に電源を入れ、携帯しているのか。
また、スマートフォンを所持していない場合の罰則はあるのか。
たまたま家に置き忘れてしまったのならともかく、感染者が故意に不所持の場合は有益性は無効ではないのでしょうか

また、公的機関情報に基づき、各ユーザーの健康状態はカテゴリ別にQRコードに自動的に分類されるそうです。
分類は以下の通りです。
- 緑色:何の症状もない健康な人、または検査で陰性となった人
- 灰色:疑われる症状がある、または陽性反応が出た人と接触し検査未実施の人
- 黄色:隔離施設に収容されている人
- 赤色:検査で陽性反応が出た人
公の場での集会防止のために警察がパトロールを強化しているようです(参考記事はこちら。英語)。
相乗効果なのか、パールに週末ごとにやってくる暴走車が減った気がします。
国の対策として少し気になっているのが、自治環境省が取り組んでいる ‘Al Furjan’というキャンペーン(参考記事はこちら。英語)。
記事によると、Al FurjanエリアとAl Kharaitiyatエリアを消毒したそうです。
車で30分弱ほどの距離があるエリアが選ばれたのはなぜなのでしょう

これらのエリアで何かあったのでしょうか



4/11の発表によると、日本製の'Air Doctor'と呼ばれる除菌剤が販売停止になったようです(参考記事はこちら。英語)。
また、4/11のQatar Tribuneの記事によると、アル・ライヤーン通りにある、サウジアラビア系の本屋さん、Jarir Bookstoreが15日間営業停止になったようです(参考記事はこちら。英語)。
記事のよると、営業時間が政府が決めた時間に沿っていなかったとか。
朗報です

商工産業省が第2回目の(1回目はいつだったのでしょう



QID毎に、上限20枚のマスクが購入できるようです。
価格は20枚でQR40だそうです。
購入可能な薬局は、以下の通りです。
- Boots Group of Pharmacies
- Al Aziziya Group of Pharmacies
- Kulud Group of Pharmacies
- Wellcare Group of Pharmacies
- Al Jazi Group of Pharmacies
- Care n Cure Group of Pharmacies
- Sunlife Group of Pharmacies
- Allevia Group of Pharmacies
- Relief Group of Pharmacies
- Family Group of Pharmacy
- Afiya Group of Pharmacies
- Ebn Sina Group of Pharmacies
- Aksyr Al Hyah Pharmacy
- Health & Life Pharmacy
- Value Pharmacy
- Diplomat Pharmacy
- Ibn Khaldoon Pharmacy
- Qatar Pharmacy
- Ebn Nafees Pharmacy
ヨーロッパの国では、政府がマスクを無料配布してくれている都市等もあるそうです。
オイルや天然ガス・マネーで経済にさほどダメージがあると思えない人口の少ないカタール。
そこは太っ腹にはなれないのですね

すっかり報じられなくなったホテル・自宅隔離違反者に代わり、集会違反者の記事がありました(参考記事はこちら。英語)。
違反者は4名のカタール人だそうです。
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
+97460060601
ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。


カタール ニュース 番外 新型コロナウイルス COVID-19
感染数が非常に少なくなってきていたと思われた中国と韓国の話題を少し。
まず、中国から。
そろそろ新型コロナウイルスは終息かと思われた矢先に、感染拡大の第2波が来ていると言われています(参考記事はこちら。日本語)。
感染が急拡大しているロシアから帰国した中国人を中心に新たな感染例が急増しているそうです。
何のニュース番組だったか失念してしまいましたが、これまた感染が拡大しているアメリカからの帰国者も感染しているケースが多いと言っていました。
自国民を見捨てる訳にもいかないので、中国のジレンマが始まりそうですね。
そして、韓国。
何と新型コロナウイルス感染症の治療後に陰性となった91人の患者が、退院前の検査で再び陽性反応を示したそうです(参考記事はこちら。日本語)

以前にも日本で同様のケースがあったように思いますが、今回は何と91人

再感染ではなく、ウイルスの再活性化ではないかとのことですが、どうなのでしょうか

スポンサーサイト
- at 14:35
- [COVID-2019:COVID-2019 カタールの状況]
- CO(0)
- [Edit]
*Comment
Comment_form