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砂の城~ドーハでの生活

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カタールの不思議~エコはどこ?!!

皆さんの町のゴミの分別はどのような感じですか 

普段、お買い物に行らっしゃる際にエコバッグを持参してらっしゃるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらに来てまずびっくりしたのが、『ゴミの分別』。

以前住んでいた国では負担にならないレベルでのごみの分別がありました。
非常に単純だったので、大した負担なしに環境保全に微々たる協力ができていると満足感がありました。

スーパーに行くと、ビニール袋などは有料(少額)なので、エコバッグを持って行く習慣もついていました。

こちらに引っ越して来てまず最初に伺ったのがゴミ出しの仕方。

とても短期間でしたが、別の国でレンタル・アパートメントをした際にそこのゴミの分別の仕方がわからずに苦労した経験があったのと、こちらは暑いと伺っていたので出しそびれてはと思ったからです。

夫の所属先の方が空港から今のマンションまで送迎してくださったのですが、以前このマンションに住んでらっしゃったとのことだったので、即答くださいました。

ゴミはまとめて“Garbage chute(ガベージ・シュート)”に好きな時に捨てて下さいと。

まとめと言う言葉にしつこく分別の仕方を伺うと、「一切合切まとめて!」と言われました。

まずこれにはかなりびっくりしたのですが、スーパーに行ってさらに驚愕 

買った商品をもの凄く小分けしてビニール袋に入れてくれる係の人がいます。
あまりにも小分けして入れてくれるので、家には恐ろしい数量のビニール袋が。
それ以降、即、エコバッグを購入し、ビニール袋は極力貰わないようにしています。
ちなみに大量にいただいたビニール袋はゴミ袋として再利用しました。

また、ショッピング・モールやスーパーなどは冷房が異常に効いていて、少し長くいると体が冷え切ってしまうほどです。

そんなエコとは無縁のような現状のカタール。

WWF(世界自然保護基金)』が2014年に発表した“Living Planet Report 2014”によると、カタールは一人当たりのエコロジカル・フットプリントが世界第2位でした。

Wikipediaによると、「エコロジカル・フットプリント」は以下の通りです。

地球の環境容量をあらわしている指標で、人間活動が環境に与える負荷を、資源の再生産および廃棄物の浄化に必要な面積として示した数値である。通常は、生活を維持するのに必要な一人当たりの陸地および水域の面積として示される。

第2位と言うと聞こえがいいですが、こちらに関しては順位が低い(数字が大きい)ほどいいようです。

ちなみに日本は先進国のなかでは低い方で、42位でした。

この現状を重く見てなのか、『Education City(エデュケーション・シティー)』と言うエリアでこのようなゴミ箱を発見しました。

BlogPaint

向かって左から、紙、缶、プラスチックと分別するようになっています。

分別されたゴミはすべて一緒にされて運ばれる・・・と周りの人が言っていましたが真実はいかに 

色々な方から今年のドーハの気象は異常だと言われ続けています。
地球温暖化が叫ばれている中、この分別ゴミ箱がもっと増えれば、そして家庭ゴミも分別されればいいのになと思っている私です。

本当に微々たるわが家の地球温暖化対策として、スーパーにはエコバッグを持参する、エアコンは極力使わない、不要な電源コンセントは閉じるなどのエコアクションを試みています。

皆さんは普段、何かエコアクションを取っていらっしゃいますか 


<<参考サイト:WWF・Living Planet Report 2014(英語)>>
http://www.worldwildlife.org/publications/living-planet-report-2014



(写真撮影日:2017年3月8日)



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