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ニュース番外編~新型コロナウイルスについて~vol. 15
皆さんがお住まいの地域では、新型コロナウイルスの状況はいかがでしょうか 

何と、全世界の感染者数が4百万人を超えましたね


ロシアの感染の勢いがすごくなってきました。
反対に、ヨーロッパではロックダウンを解除し始めている国々も。
また、終息に向かっていると思われる中国や韓国でも第2波の警戒が必要なのでしょう。
さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はMinistry of Public HealthのTwitterより。参考記事はこちら。英語。)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は23,623件です。
人口100万人あたりの感染者数は、総人口が2桁以上違う国々に次いで、世界第4位となりました
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から7,432件増加しています。
増加の経緯は、以下の通りです。
また、現時点でのカタールでの回復者数は2,840件です。
現時点でのカタールでの死亡者数は14件です。
前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
+97460060601
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カタール ニュース 番外 新型コロナウイルス COVID-19
海外での新型コロナウイルスのネタですが、またまた今週もアメリカの話題です
イギリスのエリザベス女王のスピーチをお伝えした際に(過去の記事はこちら)、ちらりとアメリカでの銃のパニック買いについて触れました。
残念な予感的中のニュースが2件あります

まず、ロックダウン解除のデモが行われていたミシガンで、マスクなしで入店しようとした娘の家族(両親と兄)が、注意した警備員を射殺(参考記事はこちら。日本語)。
ちなみにミシガンでは、マスク着用が義務付けられているようです。
銃がなければ起こらなかった事件なのでは
銃の事件からは少し話が逸れますが、ルール違反を注意して災難を被った事件としては、テキサスのオースティンの公園で、ソーシャル・ディスタンスを呼びかけていたレンジャーを湖に突き落とすと言う事件もあったようです(参考記事はこちら。日本語)。
ルールが守れないだけではなく、逆ギレし、攻撃性の高さに驚きます。
銃に話を戻します。
ペンシルバニア州のピッツバーグ大学で、新型ウイルスの研究をしていた助教授が射殺されたそうです(参考記事はこちら。日本語)。
体には複数の銃創があったそうです。
ピッツバーグ大学と言えば、先月新型コロナウイルスのワクチンの臨床実験で紙面を騒がせていた大学。
また、大統領を始めアジア人、特に中国人に対する風当たりの強いアメリカ。
何があったのでしょうか
こちらもたやすく銃が手に入らなければ、このような事態になっていなかった事件かもしれません。
全世界の感染者数の約1/3の数の感染者数を出しているアメリカ。
マスク買い占めやマスク輸出停止(参考記事はこちら。日本語)等で、さぞかしマスクが行きわたっているのだろうと思いきや、アメリカ看護師協会の会長が、大統領執務室内でのインタビューで記者の質問に、個人用防具(PPE)が不足していて、学校では1患者に対し、1マスクと1ガウンのPPEを使用するように学習したが、実際は不足のために同じマスクを数週間使用していると回答しました(参考記事はこちら。英語)。
マスク等の不足はないと豪語していたトランプ大統領はこの発言に、即、異議を唱え、彼女はトランプ氏に同調することを余儀なくされたようですが。
実際は、現場で働く彼女の言っているような状況なのでしょう。
リスクは低いのかもしれませんが、感染者を手当てした際に使ったマスクをつけたまま他の患者のケアーもするということは院内感染のリスクもあるのでは
アメリカでは4月の失業率が、世界恐慌以来最悪の14.7%に達したそうです(参考記事はこちら。日本語)。
5人に1人は貯金ゼロと言われているアメリカ(参考記事はこちら。日本語)。
少し前にCNNだったと思いますが、テレビのニュースで、テキサス在住者の人が失業保険を申請するのに電話がつながらないと切羽詰まった電話インタビューを受けていました。
失業はどこの国でも重大な問題ですが、アメリカでは本当に死活問題なのでしょう。
その影響もあるのか、アメリカの財団ウェルビーイングトラストが、最大7万5,000人の人が新型コロナウイルスの影響で、自殺やドラッグの過剰摂取などで絶望死する可能性があると発表したそうです(参考記事はこちら。日本語)。
こちらもCNNだったと思いますが、少し前にトランプ氏が雇用を早急に再開しなければ、ドラッグの過剰摂取や自殺等で死者が出ることになるだろうと言うようなことをインタビューで答えていたので、人数はともかく、あながちあり得ないことではないのでしょう。
そんなアメリカでのこの1週間で一番驚いたニュースはワシントン州の、新型コロナウイルスにわざと感染するパーティー(参考記事はこちら。日本語)。
まだまだ解明されていないことが多い新しいウイルスのCOVID-19。
一度感染すると大丈夫と思い込むのは危険なのでは


何と、全世界の感染者数が4百万人を超えましたね



ロシアの感染の勢いがすごくなってきました。
反対に、ヨーロッパではロックダウンを解除し始めている国々も。
また、終息に向かっていると思われる中国や韓国でも第2波の警戒が必要なのでしょう。
さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はMinistry of Public HealthのTwitterより。参考記事はこちら。英語。)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は23,623件です。
人口100万人あたりの感染者数は、総人口が2桁以上違う国々に次いで、世界第4位となりました

前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から7,432件増加しています。
増加の経緯は、以下の通りです。
- 5/5発表 951名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/6発表 830名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/7発表 918名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/8発表 1,311名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/9発表 1,130名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/10発表 1,189名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/11発表 1,103名の感染者
(参考記事はこちら。英語)
また、現時点でのカタールでの回復者数は2,840件です。
- 5/5発表 114名
(参考記事はこちら。英語) - 5/6発表 146名
(参考記事はこちら。英語) - 5/7発表 216名
(参考記事はこちら。英語) - 5/8発表 84名
(参考記事はこちら。英語) - 5/9発表 129名
(参考記事はこちら。英語) - 5/10発表 254名
(参考記事はこちら。英語) - 5/11発表 87名
(参考記事はこちら。英語)
現時点でのカタールでの死亡者数は14件です。
- 5/9発表 1名
複数の慢性疾患に苦しんでいた52歳の人で、集中治療を受けていたそうです。
(参考記事はこちら。英語) - 5/10発表 1名
複数の慢性疾患に苦しんでいた54歳の人で、集中治療を受けていたそうです。
(参考記事はこちら。英語)
前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。
- 5月5日(火)
- 在カタールインド大使館、送還候補者に連絡(参考記事はこちら。英語)
インド政府は、ドーハ発、インド南部のケーララ州のコーチおよび同州のティルヴァナンタプラム行きの特別便を運航することを在カタールインド大使館に伝えたそうです。
特別便は有料で、大使館のサイトに登録した人が対象となり、妊娠中の女性、緊急医療を要する人、問題を抱えている労働者、高齢者、その他、困難な状況下にいる人が優先されるようです。
約40,000人の人が登録をしたそうで、どれぐらいの方が帰還できるのでしょうか
また、コーチ行きは7日に予定していたようですが、早速9日に延期となったようです(参考記事はこちら。英語)。
ティルヴァナンタプラム行きは、10日の予定です。
- 在カタールインド大使館、送還候補者に連絡(参考記事はこちら。英語)
- 5月6日(水)
- インダストリアル・エリア、段階的にオープン(参考記事はこちら。英語)
部分的にロックダウンされていたワーカーさんたちが住む、インダストリアル・エリア。
今月6日以降、段階的にオープンされるそうです。
多くのインド人の人たちが本国帰還が影響しているのでしょうか - ドライブ・スルー調査開始(参考記事はこちら。英語)
公衆衛生省(MoPH)は、プライマリ・ヘルス・ケア・コーポレーション(PHCC)、ハマド医療法人(HMC)、そしてカタール大学と協力し、ドライブ・スルー方式によるウイルス調査を2日間に渡り実施することを発表しました。記事によると、年齢、性別、民族に基づき、ランダムに2,500人が選出されるそうです。調査は、コミュニティー間の感染状況の理解のためだそうです。 - カタール航空、段階的拡大計画(参考記事はこちら。英語)
カタール航空は、飛行目的地を5月末までに52、6月に80とする計画を立てているそうです。カタールでのマンモス会社カタール航空。パイロットを始め、キャビン・クルー等はほぼ全て非カタール人です。その計画に心配を募らせるご家族も多いことでしょう。 - 5軒の私立クリニック閉鎖(参考記事はこちら。英語)
新型コロナウイルス対策ルールに違反したということで、5軒の私立クリニックが閉鎖となりました。歯医者を始め、皮膚科や医学療法科等は緊急時と除き営業が認められていません。国立以外の病院はどのように維持して行っているのでしょうか
- インダストリアル・エリア、段階的にオープン(参考記事はこちら。英語)
- 5月7日(木)
- 先週のの感染者は29歳~34歳に集中(参考記事はこちら。英語)
国家パンデミック準備委員会の共同議長であり、ハマド医療法人の感染症局の局長であるAl Khal氏は、カタールでは数日前にピーク期に入り、さらなる増加を経て、現象し始めるだろうと発表しました。また、検査数が増加したために、感染者が増加しているそうです。そして先週の感染者のほとんどは29歳から34歳の人たちとも述べているようです。
また、一緒に会見を行っていたHazm Mebaireek病院のAl Mohamed院長は、今COVID-19対応に割り当てられている5つの病院が対応できない状況になった場合、新たに14の病院を割り当てると発表しました。同院長によると、ハマド病院のベッド数は、パンデミック前の2,250床から5,000床に増床し、その40%は使用されていないとのことです。 - カタールの感染者数のピークを抑えたと発表(参考記事はこちら。英語)
公衆衛生相は、カタールでは独自のシステム導入により、感染者数のピークを抑えた(“flattened the curve”)と発表しました。大臣によると、その独自のシステムとは、COVID-19が発生した国・地域から帰国した人や、帰国者や感染者と接触があった人を隔離するということだそうです。そしてリスク毎に感染者の収容場所を集中治療室から自宅隔離とすみわけすることだそうです。
感染者数の折れ線グラフを毎日見ていますが、どう見ても“flattened the curve”には見えないのと、感染者とその接触者を隔離するのは他の国でもやっていたように思うのは私だけでしょうか
また先のニュースの別の医師たちは、ピーク期に入りつつあると述べていたような・・・
- 先週のの感染者は29歳~34歳に集中(参考記事はこちら。英語)
- 5月9日(土)
- カタラ内のトルコ・レストラン違反で閉鎖(参考記事はこちら。英語)
カタラ文化村にあるトルコレストラン、“Sukar Pasha Ottoman Lounge”が新型コロナウイルス予防措置に違反していたために15日間閉鎖されることになったそうです。ソーシャル・メディアに投稿されたビデオには同レストラン内で集まっている人々の姿が写っていたそうです。 - コーチ行き出発。更なるフライト予定(参考記事はこちら。英語)
5日にお伝えしていたインドのコーチ行きのフライトが178名を乗せて飛び立ったようです。約40,000人の登録者数からはほど遠い数ですが、無事帰途につかれたようで何よりです。
在カタールインド領事は、さらに今月15日から別の都市に向けて4~5便のフライトを予定していると発表。それでも帰還したい人の数とは折り合わないのでは
- カタラ内のトルコ・レストラン違反で閉鎖(参考記事はこちら。英語)
- 5月10日(日)
- 5月11日(月)
- 感染予防措置、8社違反(参考記事はこちら。英語)
行政開発・労働・社会問題省(MADLSA)は、職場での新型コロナウイルスの予防措置順守するキャンペーンを行っている際に、8社の違反を発見しました。違反していた会社は、作業中にマスクを着用していないワーカーさんがいたルセイルとアル・ワクラの2社、移動用のバスの定員数(バスの50%)を守っていなかったアル・ワクラの1社、動労者の居住での安全衛生に関する要件を満たしていなかったインダストリアル・エリアの5社だそうです。
- 感染予防措置、8社違反(参考記事はこちら。英語)
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
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海外での新型コロナウイルスのネタですが、またまた今週もアメリカの話題です

イギリスのエリザベス女王のスピーチをお伝えした際に(過去の記事はこちら)、ちらりとアメリカでの銃のパニック買いについて触れました。
残念な予感的中のニュースが2件あります


まず、ロックダウン解除のデモが行われていたミシガンで、マスクなしで入店しようとした娘の家族(両親と兄)が、注意した警備員を射殺(参考記事はこちら。日本語)。
ちなみにミシガンでは、マスク着用が義務付けられているようです。
銃がなければ起こらなかった事件なのでは

銃の事件からは少し話が逸れますが、ルール違反を注意して災難を被った事件としては、テキサスのオースティンの公園で、ソーシャル・ディスタンスを呼びかけていたレンジャーを湖に突き落とすと言う事件もあったようです(参考記事はこちら。日本語)。
ルールが守れないだけではなく、逆ギレし、攻撃性の高さに驚きます。
銃に話を戻します。
ペンシルバニア州のピッツバーグ大学で、新型ウイルスの研究をしていた助教授が射殺されたそうです(参考記事はこちら。日本語)。
体には複数の銃創があったそうです。
ピッツバーグ大学と言えば、先月新型コロナウイルスのワクチンの臨床実験で紙面を騒がせていた大学。
また、大統領を始めアジア人、特に中国人に対する風当たりの強いアメリカ。
何があったのでしょうか

こちらもたやすく銃が手に入らなければ、このような事態になっていなかった事件かもしれません。
全世界の感染者数の約1/3の数の感染者数を出しているアメリカ。
マスク買い占めやマスク輸出停止(参考記事はこちら。日本語)等で、さぞかしマスクが行きわたっているのだろうと思いきや、アメリカ看護師協会の会長が、大統領執務室内でのインタビューで記者の質問に、個人用防具(PPE)が不足していて、学校では1患者に対し、1マスクと1ガウンのPPEを使用するように学習したが、実際は不足のために同じマスクを数週間使用していると回答しました(参考記事はこちら。英語)。
マスク等の不足はないと豪語していたトランプ大統領はこの発言に、即、異議を唱え、彼女はトランプ氏に同調することを余儀なくされたようですが。
実際は、現場で働く彼女の言っているような状況なのでしょう。
リスクは低いのかもしれませんが、感染者を手当てした際に使ったマスクをつけたまま他の患者のケアーもするということは院内感染のリスクもあるのでは

アメリカでは4月の失業率が、世界恐慌以来最悪の14.7%に達したそうです(参考記事はこちら。日本語)。
5人に1人は貯金ゼロと言われているアメリカ(参考記事はこちら。日本語)。
少し前にCNNだったと思いますが、テレビのニュースで、テキサス在住者の人が失業保険を申請するのに電話がつながらないと切羽詰まった電話インタビューを受けていました。
失業はどこの国でも重大な問題ですが、アメリカでは本当に死活問題なのでしょう。
その影響もあるのか、アメリカの財団ウェルビーイングトラストが、最大7万5,000人の人が新型コロナウイルスの影響で、自殺やドラッグの過剰摂取などで絶望死する可能性があると発表したそうです(参考記事はこちら。日本語)。
こちらもCNNだったと思いますが、少し前にトランプ氏が雇用を早急に再開しなければ、ドラッグの過剰摂取や自殺等で死者が出ることになるだろうと言うようなことをインタビューで答えていたので、人数はともかく、あながちあり得ないことではないのでしょう。
そんなアメリカでのこの1週間で一番驚いたニュースはワシントン州の、新型コロナウイルスにわざと感染するパーティー(参考記事はこちら。日本語)。
まだまだ解明されていないことが多い新しいウイルスのCOVID-19。
一度感染すると大丈夫と思い込むのは危険なのでは

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- [COVID-2019:COVID-2019 カタールの状況]
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