Entries
ニュース番外編~新型コロナウイルスについて~vol. 17
皆さんがお住まいの地域では、新型コロナウイルスの状況はいかがでしょうか 

ついに感染者数が500万人を超えてしまいましたね
さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はThe Peninsulaより。)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は45,465件です。
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から11,496件増加しています。
毎週、増加数がUPしていますね
人口100万人あたりの感染者数がついに、十和田湖とほぼ同じ面積の世界で5番目に小さな国、サンマリノ共和国に次いで、世界第2位となりました
毎週順位をあげているカタールです


増加の経緯は、以下の通りです。
また、現時点でのカタールでの回復者数は10,363件です。
現時点でのカタールでの死亡者数は26件です。
前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。
I Love Qatarに2件、気になる記事を見つけました。
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
+97460060601
ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。

カタール ニュース 新型コロナウイルス COVID-19
今週は、ロシアをついに抜き、アメリカに次いで世界第2位の感染者数を出しているブラジルについて
ブラジルは、1ヶ月半ほど前には感染者数も少なく、こちらに住むブラジル人のお友達がイースターにブラジルに帰るので、欲しいものがあればと言ってくれていました。
その後、お友達の旦那様が、カーニバルの後に感染者数が増加する可能性が高いから、様子を見て帰省するかどうか決めようと言い始め、結局今年はイースター帰省を見送ったようです。
結果的には見送ってよかったと他人事ながら思いました。
ブラジルと言えば、3月半ばにボルソナロ大統領の新型コロナウイルス陽性疑惑がありました(参考記事はこちら。日本語)。
それを伝えたのは、アメリカのFOXニュースのようで、これに対し、ボルソナロ大統領はフェイク・ニュースだと真っ向否定。
その後も検査結果を公開しろ、個人情報だ云々を繰り返し、結局どうだったのかは謎のまま。
極右・社会自由党のボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスの危機の存在すら否定(参考記事はこちら。日本語)。
なんと今月21日には、過去最多の1,188人が死亡しました(参考記事はこちら。日本語)。
ボルソナロ大統領は、低迷する経済の活性化のためロックダウン撤回を呼びかけているそうです。
ブラジルは、正式国名がブラジル連邦共和国です。
連邦国のため、アメリカのように各州が、対内的には自治権と独自の統治構造を維持、つまり、州ごとに法律に則って行政を行います。
ブラジルでのほぼ全ての州がが3月末から独自にロックダウン措置を講じているのに対しての、大統領のロックダウン撤回の呼びかけです。
先日、どのニュースだったか失念しましたが、テレビを見ていた際、ブラジルは今、2つのウイルス(新型コロナウイルスとボルソナロ・ウイルス)と戦っているとリポーターの人が言っていました
経済の中心都市では、感染者、死亡者ともに多く、病院も崩壊寸前だそうです。
感染防止のイニシアチブを取るべき国の代表が、感染拡大を助長するような発言・行動では、国民は行く先不安でしょう。


ついに感染者数が500万人を超えてしまいましたね

さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。

(※画像はThe Peninsulaより。)
まず、現時点でのカタールでの感染者数は45,465件です。
前回の新型コロナウイルスの記事(過去の記事はこちら)から11,496件増加しています。
毎週、増加数がUPしていますね

人口100万人あたりの感染者数がついに、十和田湖とほぼ同じ面積の世界で5番目に小さな国、サンマリノ共和国に次いで、世界第2位となりました

毎週順位をあげているカタールです



増加の経緯は、以下の通りです。
- 5/19発表 1,637名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/20発表 1,491名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/21発表 1,554名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/22発表 1,830名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/23発表 1,732名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/24発表 1,501名の感染者
(参考記事はこちら。英語) - 5/25発表 1,193名の感染者
(参考記事はこちら。英語)
また、現時点でのカタールでの回復者数は10,363件です。
- 5/19発表 735名
(参考記事はこちら。英語) - 5/20発表 966名
(参考記事はこちら。英語) - 5/21発表 688名
(参考記事はこちら。英語) - 5/22発表 605名
(参考記事はこちら。英語) - 5/23発表 620名
(参考記事はこちら。英語) - 5/24発表 657名
(参考記事はこちら。英語) - 5/25発表 1,193名
(参考記事はこちら。英語)
現時点でのカタールでの死亡者数は26件です。
- 5/20発表 1名
複数の慢性疾患を患っており、集中治療を受けていた62歳の人だそうです。
(参考記事はこちら。英語) - 5/21発表 1名
集中治療を受けていた81歳の人だそうです。
(参考記事はこちら。英語) - 5/22発表 2名
集中治療を受けていた50歳と43歳の人だそうです。
(参考記事はこちら。英語) - 5/23発表 2名
発症数日後に容体が悪くなった55歳の人と、複数の慢性疾患を患っていた38歳の人で、いずれも集中治療を受けていたそうです。
(参考記事はこちら。英語) - 5/24発表 2名
集中治療を受けていた66歳と53歳の人だそうです。
(参考記事はこちら。英語) - 5/25発表 3名
複数の慢性疾患を患っていた52歳、62歳、65歳の人で、いずれも集中治療を受けていたそうです。
(参考記事はこちら。英語)
前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。
- 5月18日(月)
- 臨時閣議の決定事項(参考記事はこちら。英語)
18日の夜、臨時閣議が開催され、以下の6つの事項が決定されました。- EHTERAZ(過去の記事はこちら)について
5月22日以降、追って指示があるまでの間、全国民、および全在住者は、どのような理由によってでも、外出する際には、「Ehteraz(イハテラーズ)」(新型コロナウイルス感染拡大予防アプリ)をインストールしたスマートフォンを携帯すること。 - 乗車人数について
全国民、および全在住者に対し、以下の場合を除き、1車両の乗車人数は2名までとする。
以下については、1車両につき、乗車人数が最高3名までとする。- タクシーやリムジンによる移動
- ファミリー・ドライバーが運転する自家用車による移動
また、救急車、公衆衛生省の車両、軍や治安当局の車両は例外となる。
バスによる移動は、引き続き、乗車定員数の半分までとする。 - スポーツについて
5月19日以降、追って指示があるまでの間、スポーツ活動は、集会を避け、マスク着用や安全な距離を保つと言った必要な予防措置を取り、居住地周辺のエリアで行うこと - 内務省の措置について
この件に関し、内務省は必要は措置を講じる。 - 商業活動について
5月19日から5月30日までの間、食料品販売店やケータリング、薬局、レストラン、以下の画像に該当の項目を除き、店舗の閉鎖と商業活動を停止する。
(※画像は商工産業省より) - 違反に対する法的措置について
上記に違反した場合、3年未満の懲役、および/または、20万リヤル(約590万円)未満の罰金のが課せられます。
- EHTERAZ(過去の記事はこちら)について
- 臨時閣議の決定事項(参考記事はこちら。英語)
- 5月19日(火)
- HRWの報告書は虚偽(参考記事はこちら。英語)
カタールの政府は、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が主張している、カタール中央刑務所内での新型コロナウイルスの感染発生は虚偽であると声明を出しました。
中央刑務所では、12人の感染者が確認されているようですが、死者はいないとのこと。いずれの患者もハマド医療法人が運営する敷地内の専用医療施設に直ちに移送されたそうです。その内の2名は緊急を要する様態だったようで、敷地外の病院に移送されましたが、その後治癒し、刑務所に戻っているそうです。
- HRWの報告書は虚偽(参考記事はこちら。英語)
- 5月20日(水)
- 公衆衛生省の記者会見(参考記事はこちら。英語)
20日に公衆衛生省は記者会見を行い、以下のことを発表しました。- カタールでのCOVID-19の状況
カタールでは、今月に入って以来感染者数の増加が続いており、感染のピーク段階に入っている。
感染者の35%は、25歳から34歳ので、この年齢層が一番感染者の多いグループとなっているが、45歳以上の感染者が懸念される年代層である。
17万人以上が検査を受け、現状、6,000人以上が治癒している。大多数は軽度の症状だが、重度の症状の患者数も増加しており、先週は1日に平均約20人が集中治療室に収容され、現状、555人が集中治療を受けている。
感染性がなくなった場合は、早期退院してよいとする新たな国際ガイドラインにより、治癒者数が増加した。 - イード・アル=フィトルは自宅で祝おう
- 臨時閣議の決定事項に従おう
- 慢性疾患を患っている人は深刻化する可能性が高いので、感染しないように注意・予防しよう。
- カタールの症例の94%は軽度または無症候である。
- 血漿療法について
感染症センター(CDC)に入院した患者には、血漿治療を行っている。
現在100人以上の患者が、約96人の治癒者の血漿提供を受けており、血漿の提供数は毎週増加している。
重症感染者はHazm Mebeireek総合病院の集中治療室で治療を受けており、人工呼吸器治療が必要になる場合もあるが、体外式膜型人工肺(ECMO)治療が必要となる割合はわずかである。
- カタールでのCOVID-19の状況
- 公衆衛生省の記者会見(参考記事はこちら。英語)
- 5月21日(木)
- Al Salam Complexを隔離センターに指定(参考記事はこちら。英語)
公衆衛生省は、ムアイザル(Muaither)にあるAl Salam Complexを隔離センターに指定しました。
- Al Salam Complexを隔離センターに指定(参考記事はこちら。英語)
- 5月23日(土)
- フィリピン人帰還(参考記事はこちら。英語)
インド人に続き、フィリピン人も本国に帰還しました。20日チャーター機にて、フィリピン政府に保護を求めていた28名の女性フィリピン人を含め、278名のフィリピン人が帰国したそうです。
- フィリピン人帰還(参考記事はこちら。英語)
I Love Qatarに2件、気になる記事を見つけました。
- 制限の段階的解除計画について(参考記事はこちら。英語)
まだまだ感染の終息が見えないカタールですが、公衆衛生省の報告書によると、今後(日付等は未定のようです)、4段階に分けて解除を緩和していく方向にあるようです。
現状、第1段階にあり、少人数での集会や公園等の公共の場がオープンすると言った第2段階にはほと遠い状況だと思われるので、詳細は割愛させていただきますが、気になる方はリンクをご覧ください。
ただ1つ疑問なのは、スポーツ・イベント観戦の事項です。
こちらも段階的に収容人数数を緩和して行くようなのですが、掲載されていた表に困惑です。
日付にご注目を。 - カタールにおける感染の統計(参考記事はこちら。英語)
公衆衛生省がカタールにおける感染者の統計を発表したようです。
グラス等を使ってわかりやすい発表内容になっているので、ご興味のある方は記事をご覧くださいね。
かいつまんで言うと、感染者の約9割は男性で、19歳から40歳の感染者の割合が約67%と高くなっています。
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
+97460060601
ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。


カタール ニュース 新型コロナウイルス COVID-19
今週は、ロシアをついに抜き、アメリカに次いで世界第2位の感染者数を出しているブラジルについて

ブラジルは、1ヶ月半ほど前には感染者数も少なく、こちらに住むブラジル人のお友達がイースターにブラジルに帰るので、欲しいものがあればと言ってくれていました。
その後、お友達の旦那様が、カーニバルの後に感染者数が増加する可能性が高いから、様子を見て帰省するかどうか決めようと言い始め、結局今年はイースター帰省を見送ったようです。
結果的には見送ってよかったと他人事ながら思いました。
ブラジルと言えば、3月半ばにボルソナロ大統領の新型コロナウイルス陽性疑惑がありました(参考記事はこちら。日本語)。
それを伝えたのは、アメリカのFOXニュースのようで、これに対し、ボルソナロ大統領はフェイク・ニュースだと真っ向否定。
その後も検査結果を公開しろ、個人情報だ云々を繰り返し、結局どうだったのかは謎のまま。
極右・社会自由党のボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスの危機の存在すら否定(参考記事はこちら。日本語)。
なんと今月21日には、過去最多の1,188人が死亡しました(参考記事はこちら。日本語)。
ボルソナロ大統領は、低迷する経済の活性化のためロックダウン撤回を呼びかけているそうです。
ブラジルは、正式国名がブラジル連邦共和国です。
連邦国のため、アメリカのように各州が、対内的には自治権と独自の統治構造を維持、つまり、州ごとに法律に則って行政を行います。
ブラジルでのほぼ全ての州がが3月末から独自にロックダウン措置を講じているのに対しての、大統領のロックダウン撤回の呼びかけです。
先日、どのニュースだったか失念しましたが、テレビを見ていた際、ブラジルは今、2つのウイルス(新型コロナウイルスとボルソナロ・ウイルス)と戦っているとリポーターの人が言っていました

経済の中心都市では、感染者、死亡者ともに多く、病院も崩壊寸前だそうです。
感染防止のイニシアチブを取るべき国の代表が、感染拡大を助長するような発言・行動では、国民は行く先不安でしょう。
スポンサーサイト
- at 17:55
- [COVID-2019:COVID-2019 カタールの状況]
- CO(0)
- [Edit]
*Comment
Comment_form