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砂の城~ドーハでの生活

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驚きのイード事情!

皆さんの中に、まだイード休暇中の方はいらっしゃいますか

お伝えした通り、カタールでは今週日曜から『イード・アル=フィトル(عيد الفطر‎ 、Eid al-Fitr)』でした(過去の記事はこちら)。

イード・アル=フィトルは3日間なので、今日から休暇明けの人がほとんどでしょう。

しかしながら、政府機関等は今月末ごろまで休暇のようですが。

先日も書きましたが、イード・アル=フィトルは、ラマダン月の翌月であるシャッワール月の1日目から3日目です。

ご存知の通り、ラマダン月にはイスラム教徒の方たちは、断食を行います。

断食と言っても1ヶ月間、何も食べない訳ではなく、陽が沈んでいる時には飲食が可能なようです。

過去に書きましたが(過去の記事はこちら)、「イード・アル=フィトル」とは、「断食を断つお祭り」という意味だそうで、飲食がさかんになされるのでしょう。

そのためか、何とハマド医療法人(HMC)傘下のハマド総合病院とアル・ワクラ病院の救急科には、イードの2日目に何と、754人の救急患者が訪れたそうです

そして、最終日となる3日目の昨日には、745人が

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(※画像はQatar Tribuneより)

症例のほとんどは、消化管関連だそうで、ラマダン時からの食習慣の変異によるものだそうです。

救急科を訪れたケースの内、何人かの患者が入院となったようです。
中には手術に至ったケースも少数ですがあったそうです。

ちなみにイードの初日には、651の症例があったと記事は述べています。

上にも書きましたが、ラマダンは断食月とは言え、完全に断食ではありません。

一時期日本でもプチ断食と言うのが流行った時期がありましたが、一番大事なのは断食明け。

ここで暴飲暴食をするともともこもないと聞いたことがあります。

断食が明けて、騒ぎたい気持ちもわからなくはありませんが、イード・アル=フィトルの食生活については、少し見直す必要があるのではと思うのは私だけでしょうか


<<参考記事:Qatar Tribune(英語)>>
https://www.qatar-tribune.com/Latest-News/ArtMID/423/ArticleID/29629/hmc-gets-754-emergency-cases-on-second-day-of-eid

https://www.qatar-tribune.com/Latest-News/ArtMID/423/ArticleID/29641/745-emergency-cases-at-hmc-s-hgh-al-wakrah-hospital-on-third-day-of-eid



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カタール イード・アル=フィトル


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