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砂の城~ドーハでの生活

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カタールでは重罪です!!

皆さんの中に、昨日は何の日だったかご存知の方はいらっしゃいますか

昨日、6月26日は、『国際麻薬乱用・不正取引防止デー』でした。

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(※画像はI Love Qatarより)

今年の国連のキャンペーン・テーマは、【Better Knowledge for Better Care】でした。

直訳すると、「より良いケアのためのより良い知識」。
ちょっとピン ときにくいですよね

要は、知識を深め、ケアが必要な人に適したケアをということでしょう。

カタールでも、薬物のリスクに関する認識のプログラムの展開等、取り組んでいくそうです。

ちなみに、多くのイスラム教の国でもそうだと思うのですが、ここカタールでは、薬物の乱用や、薬物の取引は重罪です

カタールには薬物に関して、以下のような法律がありますよ。

  • 法律第9号第1条
    カタールは、麻薬物質または植物、または危険な向精神物質の輸入、輸出、生産、製造、栽培、所有、取得、所有、密売、購入、販売、譲渡、供給、受領することを厳重に禁止する。

  • 第34条
    密輸を目的とした、薬物または向精神薬を輸出、または輸入する者は、処刑または終身刑に処される。また、QR 300,000からQR 500,000の罰金(約880万円~1,500万円)が科される。

  • 第35条
    貿易目的で麻薬を所持、販売、購入する者は、10年以上20年以下の懲役に処され、また、QR 200,000〜QR 400,000の罰金(約600万円~1,200万円)が科される。


このような重罪なのに、たまにハマド国際空港で、ドラッグの密輸が見つかっていますよね・・・

また、噂レベルなので、詳細を書くのは控えさせていただきますが、色々と関連したことを聞いたりします。

ともかく。

カタールでの薬物関連の問題は、犯罪捜査局(CID)+974 234 7000に連絡をしましょう。

また、カタールで薬物に関連するケアが必要な場合は、Naufar Qatarというところがあるそうです。

十中八九、日本人の人には関係のなさそうな施設ですが

違法薬物に関係する件に関しては、在カタールの大使館も介入しづらい問題のようです。

ひと昔前に、知らず知らずの内に運び屋になっていた・・・という話がたまにありましたが、旅行者の方はくれぐれも、運び屋にならぬよう、ご注意くださいね。


<<参考サイト:I Love Qatar(英語)>>
https://www.iloveqatar.net/news/healthWellness/qatar-marks-international-day-against-drug-abuse-today

https://www.iloveqatar.net/guide/laws/laws-against-drug-abuse-and-illegal-drug-trafficking-in-qatar



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カタール 国際麻薬乱用・不正取引防止デー


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