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砂の城~ドーハでの生活

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ニカブのブラジリアン柔術家?!!

皆さんは、『柔術(じゅうじゅつ)』という言葉をお聞きになられたことはありますか

Wikipediaによると・・・
柔術(じゅうじゅつ)は、日本の古武道を代表する徒手武術。
徒手あるいは短い武器(剣術、抜刀術、槍術、捕手術、捕縄術などを包括)による攻防の技法を中心とし、相手を殺傷せずに捕らえたり護身として身を護ることを重視する。
これは、他国の武術と比較して大きな特徴である。このような技法は広く研究され、流派が多数存在した。

近年ではブラジリアン柔術(Jiu-jitsu)がメディアに登場する機会が増えたため、単に「柔術」と言うと日本の柔術ではなく、柔道から派生したブラジリアン柔術を指す場合もある。

また、このブラジリアン柔術の特徴によって、柔術=ブラジリアン柔術=寝技という適切でない認識になっていることもある。その他、国際的に柔術(Ju-jitsu)というとヨーロピアン柔術とも呼ばれるJJIF柔術を指す場合も多い。


私の中でも、柔術よりは、Jiu-jitsu(ブラジリアン柔術)のイメージが強く、日本の古武道が代表されるイメージはありませんでした

ブラジリアン柔術は、グレイシー柔術から発展したブラジルの格闘技だそうです。

何だか屈強な男性のスポーツと言ったイメージではないでしょうか

しかし

なんと、日本には、2018ミス・ユニバース・ジャパン福岡大会のファイナリストにまで選ばれ、モデルでもある、大 望(だい のぞみ)さんというブラジリアン柔術家がいらっしゃるそうです

しかし

さらに驚いたとこに、なんとここカタールには、ニカブ(目だけが出るように顔全体を覆ったベールのようなもの)をまとう黒帯のブラジリアン柔術家がいらっしゃるそうです

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(※画像はDoha Newsより)

Yasmin Koyaさんは、ニカブをまとった初のブラジリアン柔術の黒帯所持者だそうですよ。

予想通り(!)、カタール人ではありません

インドの方のようです。

旦那様が、2010年にカタールで“Qatar Mixed Martial Arts (QMMA)”を始められたそうで、彼女は2012年から女性のみのコースを始められたそうです。

女性限定にすることで、ニカブをまとった女性たちが心置きなく、ブラジリアン柔術のレッスンを受けれるメリットがあるそうです。

また、カタール国内だけのようですが、女の子と女性のみのトーナメントも彼女は主催しているようです。

意外と、ブラジリアン柔術は女性の間で人気なのですね。

しかし、お稽古中はどのような服装なのでしょうか

残念ながら、Yasmin Koyaさんを含め、ニカブをまとった女性の練習風景等の画像は見当たりませんでした。

こちらに来て聞いたのは、普段ニカブやヒシャブ等をまとっている女性も、家族間もしくは女性の間だけであれば、ニカブやヒシャブを取っているようです。

以前、≪Qatari Majlis≫(過去の記事はこちら)に行った際に、女性陣を案内して下さった方がニカブをまとってらっしゃいました。

女性だけになると、ニカブを取ってらっしゃいましたが、男性が混じると必ず着用されていらっしゃいました。

彼女が『女性限定』のクラスを開催しているのはそのためでしょう。
女性だけであれば、他の柔術家同様に、道着だけを着て練習に励むことができます。

ニカブをまとっていると、従順な女性のイメージですが、逆に意思の強さの表れでもあるのかもしれませんね。

皆さんの中に、格闘技にご興味がある方はいらっしゃいますか


<<参考記事:Doha News(英語)>>
https://medium.com/dohanews/jiu-jitsu-coach-becomes-the-first-indian-niqabi-black-belt-in-qatar-97d1434fb424



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