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ニュース番外編~新型コロナウイルスについて~vol. 26
皆さんがお住まいの地域では、新型コロナウイルスの状況はいかがでしょうか 

世界では、またまた今週は約200万人の感染者が出たようで、1,600万人越えです
夏のバカンスも相まってか、感染者数の増加が止まりません
そんな中、カタールでは規制緩和第3段階に入る日付が早められることに

7/26の項目をご覧ください。
さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。
※前回の新型コロナウイルスの記事はこちら。

(※背景画像はPixabayより)
増加の経緯はこちら(英語)から。
前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999
<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
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カタール ニュース 新型コロナウイルス COVID-19
今回はヨーロッパの大国、ドイツについて
世界で最も早く検査体制を拡充することで、死亡率を抑えたドイツ。
帰国者に無料でコロナ検査実施するなど(参考記事はこちら。日本語)、ウイルス拡散防止に余念がないように思われます。
そんなドイツの悩みの種は移民でしょう。
ドイツに限ったことではなく、ヨーロッパの多くの国がそうなのですが(考えてみれば、ここカタールもそうです)、労働単価を下げるために安価な出稼ぎ外国人の労働力に頼っていたりします。
ドイツでも6月に、大手食肉処理工場で、ドイツ国内最大規模の集団感染が発生しました(参考記事はこちら。日本語)。
感染者の多くは東欧からの出稼ぎ労働者だったようです。
ドイツでは、移民の背景を持つ住民が全人口の約20%を占めているそうです。
前述の大手食肉処理工場での集団感染は、彼らの住居環境が感染拡大の大きな原因と言われているようです。
その状況はまさにカタールのワーカーさんと呼ばれる、低賃金で働いている人たちのようです。
カタールで唯一ロックダウンの対象となったのも、ワーカーさんたちが多く住むエリアでした。
カタールで第2波が起こらないことを祈ります。
移民間での感染封じ込めに苦戦しているのも気になったのですが、私がドイツについてもっと気になったのは対日本人対策です。
以前、EU諸国が、7月1日からEU以外の国の渡航を一部受け入れる予定をしているとお伝えいたしました(過去の記事はこちら)。
ご紹介した際は、まだ「案」の段階だったのですが、結局日本は観光等で、EUを訪問できる国の1つです。
しかし

その後、各国で色々とこの案にばらつきが生じているようです。
例えば、フランスは7/1から日本からの入国を認めています(参考記事はこちら。日本語)。
しかしながら、ドイツに関しては、日本からの入国は制限があります(参考記事はこちら。日本語)。
在ドイツ日本大使館のページには記載されていませんでしたが、在日本ドイツ大使館のページを見ると(参考記事はこちら。日本語)、以下のような記載がありました。
日本は「水際対策(参考記事はこちら。日本語)という措置を取っていて、ほとんどのEUの国は上陸拒否となっています。
ヨーロッパは国によってばらつきがありますが、まだまだ予断が許されない状況ではないかと感じています。
そう思うと、ヨーロッパ諸国からの観光客の受け入れは厳しいのかなと思いますが、日本の永住者、日本人や永住者の配偶者、定住者の在留資格を持つ外国人も上陸拒否対象者(一部例外がありますので、詳しくは先の水際対策のリンク先をご覧ください)というのは少し厳しいかなと思います。
どこで線引きをするのかという問題は難しいので、素人が口を出すことではないのでしょうが、例えば、ずっと日本に住んでいる日本人とヨーロッパ人のカップルが、フランスに旅行に行ったとして、日本人は日本に戻れるけれど、ヨーロッパ人は戻れない・・・というには、ちょっとかわいそうな気がしますね。
ドイツのそっちがその気なら的な対応もちょっと怖いなとは思いましたが、不公平に感じたことを交渉する際、外交とはこういうものなのでしょうか


世界では、またまた今週は約200万人の感染者が出たようで、1,600万人越えです

夏のバカンスも相まってか、感染者数の増加が止まりません

そんな中、カタールでは規制緩和第3段階に入る日付が早められることに


7/26の項目をご覧ください。
さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。
※前回の新型コロナウイルスの記事はこちら。

(※背景画像はPixabayより)
増加の経緯はこちら(英語)から。
前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。
- 7月23日(木)
- 7月24日(金)
- ウガンダへの2回目の帰国便出発(参考記事はこちら。英語)
COVID-19のパンデミックで本国へ帰国している人たちはインドの人たちだけではないようです。ウガンダへの便も2便目が出発です。果たしてどれぐらいのワーカーさんたちがカタールに残っているのでしょう
- ウガンダへの2回目の帰国便出発(参考記事はこちら。英語)
- 7月25日(土)
- シャビ、コロナ陽性(参考記事はこちら。英語)
カタールのサッカー・チームの1つであるアル・サッドの監督兼、コーチである元バルサの選手シャビが、新型コロナウイルス検査で陽性となったようです。有名人の陽性。どこまで追跡検査するのでしょうカタールでは、そもそも家族や同じチーム関係者以外の人も検査するのでしょうか
- シャビ、コロナ陽性(参考記事はこちら。英語)
- 7月26日(日)
- 7/28より規制緩和第3段階へ(参考記事はこちら。英語)
当初、8/1から始まるとされていた規制緩和の第3段階(過去の記事はこちら。6/8の項目をご覧ください)が、今月28日(火)から開始されると言う発表がありました。
当初の発表より、いくつか変更点があるようです。
今回の発表内容は以下の通りです。
※同日追記:
危機管理最高評議会および商工産業省の発表が反映されていませんでした。
明日、これらの発表も含めて記事にいたします。- 床屋および美容院
厳格な予防策を講じた上で、30%の集客率にて、予約制で再開。 - 民間医療機関
80%の稼働。往診は、新型コロナウイルスの検査をした後、予防策を講じた上で患者宅を訪問。 - 職場
80%の従業員数の出勤。会議は10人までとする。 - レストラン
限られたレストランのみが50%の集客数で営業。テーブルの間隔は2m開け、1テーブルにつき4名(同家族内は6名)までとする。
モール内のフード・コートは引き続き閉鎖。 - 集会
厳格に予防策を講じた上で、屋内では10人、屋外では30人までとする。 - モスク
限られた数のモスクおよびムサッラーがオープンし、金曜礼拝再開。礼拝者は予防策を講じること。 - 公園、コルニーシュ、ビーチ
グループは30人までとする。
プレイ・エリア、スケート・パーク、ジムは引き続き閉鎖。
運動時以外はマスク着用。
運動時はマスクは着用しなくてもいいが、2mのソーシャル・ディスタンスを保つ。 - モール、スーク、卸売市場
モールは引き続き、50%の割合で営業。
12歳未満は入場不可。
スークは70%、卸売市場は30%の集客数で営業。 - ジム、屋外スイミングプール、ウォーターパーク
50%規模で営業再開。
室内プール、サウナ、スチーム・バス、ジャグジー、マッサージ・サービスは引き続き閉鎖。
屋外プールは、利用者がソーシャル・ディスタンスを保っていることをスタッフが監視。
当初第3段階に盛り込まれていた「低リスク国からのカタールへの便の再開」は8/1から開始される「カタールへの特別入国許可サービスについて」(過去の記事はこちら)をご覧ください。
発表で、イード・アル=フィトルの後感染者が増加したとありましたが、なぜイード・アル=アドハーの前に規制緩和するのか謎です。 - 床屋および美容院
- 7/28より規制緩和第3段階へ(参考記事はこちら。英語)
今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。
<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019
<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html
<<カタール保険省ホットライン>>
16000
<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
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カタール ニュース 新型コロナウイルス COVID-19
今回はヨーロッパの大国、ドイツについて

世界で最も早く検査体制を拡充することで、死亡率を抑えたドイツ。
帰国者に無料でコロナ検査実施するなど(参考記事はこちら。日本語)、ウイルス拡散防止に余念がないように思われます。
そんなドイツの悩みの種は移民でしょう。
ドイツに限ったことではなく、ヨーロッパの多くの国がそうなのですが(考えてみれば、ここカタールもそうです)、労働単価を下げるために安価な出稼ぎ外国人の労働力に頼っていたりします。
ドイツでも6月に、大手食肉処理工場で、ドイツ国内最大規模の集団感染が発生しました(参考記事はこちら。日本語)。
感染者の多くは東欧からの出稼ぎ労働者だったようです。
ドイツでは、移民の背景を持つ住民が全人口の約20%を占めているそうです。
前述の大手食肉処理工場での集団感染は、彼らの住居環境が感染拡大の大きな原因と言われているようです。
その状況はまさにカタールのワーカーさんと呼ばれる、低賃金で働いている人たちのようです。
カタールで唯一ロックダウンの対象となったのも、ワーカーさんたちが多く住むエリアでした。
カタールで第2波が起こらないことを祈ります。
移民間での感染封じ込めに苦戦しているのも気になったのですが、私がドイツについてもっと気になったのは対日本人対策です。
以前、EU諸国が、7月1日からEU以外の国の渡航を一部受け入れる予定をしているとお伝えいたしました(過去の記事はこちら)。
ご紹介した際は、まだ「案」の段階だったのですが、結局日本は観光等で、EUを訪問できる国の1つです。
しかし


その後、各国で色々とこの案にばらつきが生じているようです。
例えば、フランスは7/1から日本からの入国を認めています(参考記事はこちら。日本語)。
しかしながら、ドイツに関しては、日本からの入国は制限があります(参考記事はこちら。日本語)。
在ドイツ日本大使館のページには記載されていませんでしたが、在日本ドイツ大使館のページを見ると(参考記事はこちら。日本語)、以下のような記載がありました。
日本の長期滞在資格を持ったドイツ人が日本からドイツに渡航する場合、管理された枠組みの中で日本に再入国できる見通しが持てるようになることが、ドイツ連邦共和国にとって特に重要な懸案となっています。また、それ以外のドイツ人に関しても、特段の理由がある場合は管理された枠組みの中で日本への入国が認められるべきです。そのため、ドイツから日本への渡航者への入国制限緩和が合意に至るまで、当面、日本からドイツへの渡航者の入国制限は継続されます。
日本は「水際対策(参考記事はこちら。日本語)という措置を取っていて、ほとんどのEUの国は上陸拒否となっています。
ヨーロッパは国によってばらつきがありますが、まだまだ予断が許されない状況ではないかと感じています。
そう思うと、ヨーロッパ諸国からの観光客の受け入れは厳しいのかなと思いますが、日本の永住者、日本人や永住者の配偶者、定住者の在留資格を持つ外国人も上陸拒否対象者(一部例外がありますので、詳しくは先の水際対策のリンク先をご覧ください)というのは少し厳しいかなと思います。
どこで線引きをするのかという問題は難しいので、素人が口を出すことではないのでしょうが、例えば、ずっと日本に住んでいる日本人とヨーロッパ人のカップルが、フランスに旅行に行ったとして、日本人は日本に戻れるけれど、ヨーロッパ人は戻れない・・・というには、ちょっとかわいそうな気がしますね。
ドイツのそっちがその気なら的な対応もちょっと怖いなとは思いましたが、不公平に感じたことを交渉する際、外交とはこういうものなのでしょうか

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