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砂の城~ドーハでの生活

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カタールへの特別入国許可サービスについての補足

※2020年8月25日訂正事項
下記、日本でのカタール政府に認定された新型コロナウイルス専用医療機関について、日本国内の医療機関で発行された陰性証明書は無効であると言う在カタールの日本大使館の8/18のメール・マガジンがありました。
現状、日本にはカタール政府が認定する検査機関はありません(参考記事はこちら)。


皆さんの中に、コロナ禍で海外で足止めを食らってらっしゃる方はいらっしゃいますか

先日、≪カタールへの特別入国許可サービスについて≫(過去の記事はこちら)で、海外からカタールに入国する際の許可について書かせていただきました。

政府発行の英語文を読んでいて、ちょっと混乱する部分もあって、夏のバカンスを保留にしていました。

どうやら私のように、ちょっとわからない部分があると思ってらっしゃる方は他にもいらっしゃるのか、カタールにある日本大使館のメール・マガジンで以下のような内容を見つけました。

大使館へのお問い合わせが多かったのかもしれませんね。

前回の記事の補足内容として、こちらに引用させていただきます。

※以下、引用記事はこちら

現在、カタールへの入国には制限が設けられております。

・ 低リスク国に 72 時間以上滞在していた証明は、旅券の出入国スタンプ、ホテルの宿泊証明等、低リスク国に 72 時間以上滞在していたことが客観的に判断できる書類等であれば良い。

・ 陰性証明書は、「PCR 検査結果」のみを有効とし、「受検の結果が判明」してから出国までが48 時間以内となっている必要がある。
なお、陰性証明書は、入国に際し必須ではなく、ハマド国際空港で受検すれば入国可能である。

・ 非在留者の入国は、Qatar Portal で特別入国許可の申請は可能なるも、当面の間は、特別な事情(人道的理由等)を有する者が対象であり、出張者等の入国許可は予定していない。


なお、入国制限について、カタールでのトランジット(乗り継ぎ)は特に規制がないようですよ。


前回記事を書いた時点では、カタールが承認した新型コロナウイルス検査所があるのはトルコだけでした。

しかしその後、これまたカタールの日本大使館のメール・マガジンで以下のような内容が書かれていました。

カタール政府に認定された新型コロナウイルス専用医療機関について

在京カタール大使館によると、カタール政府から認定された新型コロナウイルス検査所(PCR 検査所)として、以下の3医院が指定を受けました。

● 新宿内科クリニック ※予約必須
・PCR 検査及び英語表記の証明書 35,000 円(18 時 30 分以前の検査受検で翌日 18 時以
降に結果判明)
・抗体検査及び英語表記の証明書 11,600 円(月~金 数時間後に結果判明)
・ウェブサイト https://select-type.com/s/?s=dx3zfygXywo
・TEL 03-6276-6233
・東京都渋谷区代々木 2-9-5 8F
・休院日:土日祝

● 品川イーストクリニック ※予約必須
・PCR 検査及び英語表記の証明書 45,000 円(16 時以前の検査受検で翌日 18 時以降に結
果判明)
・抗体検査及び英語表記の証明書 19,800 円(月~金 1 時間後に結果判明)
・ウェブサイト http://e-clinic.gr.jp/
・TEL 03-5788-5521
・東京都港区港南2丁目15-2 品川インターシティB棟2F
・休院日:土日祝

● 大手町内科 クリニックフォア大手町 ※予約必須
・PCR 検査及び英語表記の証明書 50,000 円(19 時前に検査受検で翌日 18 時以降に結果
判明)
・ウェブサイト https://www.clinicfor.life/otemachi/
・TEL 03-4570-1263
・東京都千代田区大手町 1-2-1 Otemachi One 地下 1 階
・休院日:土日祝(ウェブサイト情報)


先の引用内容に、陰性証明書は、「PCR 検査結果」のみを有効とありましたので、カタール入国前に東京で検査をされる方は、「抗体検査」でなく、「PCR検査」を受けなければならないので、ご注意くださいね。

また先にあるように、東京での検査は必須ではないので、東京で検査されなかった方も、ドーハのハマド国際空港で検査をし、必要書類が整っており、検査結果が陰性であれば自宅隔離が可能ですよ。

しかし何よりも

先の引用内容に、「非在留者の入国は、Qatar Portal で特別入国許可の申請は可能なるも、当面の間は、特別な事情(人道的理由等)を有する者が対象であり、出張者等の入国許可は予定していない。」とあるので、カタールの滞在許可証をお持ちでない方は、当分カタールへの入国は見送ることになるでしょう。

では、カタールの在留許可証を持っていればスムーズに事は運ぶのか

まず、カタールでは、何事もスムーズに運ぶと思わないに越したことはないので、十分に余裕を持ってことを進める必要があるでしょう。

わが家は現時点では、「様子を見る」と言う態勢を取っているので、「特別入国許可サービス」を利用していませんし、利用予定もありません。

この件で混乱しているのは日本人だけではないようで(当然でしょう)、政府は「よくある質問(FAQ)」というページを立ち上げたようです(参考サイトはこちら。英語)。

カタールの日本大使館のメール・マガジン、政府のFAQのページを踏まえて、私自身が少し混乱していた点で、クリアーになった点を以下に書かせていただきます。
前回の記事をご参照くださいね(こちら)。

  • 申請要件」にあった『雇用主は、カタール在住者の "exceptional entry permit(以下、特別入国許可)"の申請が可能である。』
    まさに「スポンサー」が申請する必要があるようです。
    カタールの滞在許可証にある「スポンサー」が申請しなければならないようです。

    当初、「入国許可を得た在住者がカタール国外にいる場合、その家族に関しても自動的に発給される。」と記載されていたのですが、政府のFAQサイトで、自身が特別入国許可を持っていれば、家族を連れて入ることができるかの質問に、「海外にいる在住者に対して入国許可証が発行された場合、在住者は“Qatar Portal”を介して、家族の入国許可申請を提出できます。」とあるので、わが家のように、私のスポンサーが夫の場合、夫が所属先が入国許可申請をし、許可を得た後、夫が私の許可を申請する必要があるのではないかと思われます

  • 申請要件」にあった『低リスク国から入国する場合、その国に72時間以上滞在していた証明を申請書に添付する必要である。』
    カタールの日本大使館の引用にあるように、パスポートの出入国スタンプ、ホテルの宿泊証明等の客観的に判断できる書類でいいようです。
    昨今、出入国スタンプは申し出ないと押してくれない国があるので、注意が必要でしょう。
    前回日本に帰国した際も、機械を介して入国審査を行った場合、別途申し出ないと日本への入国スタンプが省略とされていました。
    私は日本に居住していないので、何かあった時のためにといつも押印を求めるようにしています。


  • 申請要件」にあった、『特別入国許可の有効期間は、発行から1ヶ月である。』
    FAQでは、『発効日から30日間』になっていました。1ヶ月が31日の月は注意が必要でしょう。


始まったばかりのこのサービス。
結構混雑しているようで、なかなか先の項目に進めない等の声がちらほら・・・

また、「スポンサー」が申請するということも混乱を起こしているようで、自分で申請し、先に進めないと言った声も聞きました。

イード・ホリデー中に始まったサービスにつき、「スポンサー」が休暇中で申請してもらえないと言う声も

イード・ホリデー明けにはまた混雑しそうな気配ですね、このサイト・・・

このカタールへの特別入国許可サービスについて、また新情報等あれば、ブログでアップデートさせていただきます。



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