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砂の城~ドーハでの生活

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カタール、豪政府から猛反発受ける

皆さんは、最近カタールについてのニュースを何か耳にされましたか

通常は、週に一度、土曜日にその週に起こったカタールでのニュースをピックアップしてお伝えしております(こちら)。

今週は昨日のカタールでのフランス製品のボイコットなど、いつもとはちょっと違ったことが起こっており、土曜に先駆けてカタールでのニュースをお伝えしているのですが、今日もまたカタールでのニュースを1つ。

今月2日、ドーハのハマド国際空港のお手洗いに新生児が放置されているのが見つかったそうです。

放置された新生児の母親探しとして、カタール当局は、ドーハ発、シドニー行きのカタール航空QR 908便のオーストラリア人女性13名を含む女性客に降機を命じ、付近に待機していた救急車内で下着をつけない状態での身体検査を行ったそうです。

aljazeera26102020.jpg
(※画像はAl Jazeeraより)

これに対し、オーストラリアのペイン外相は、今月26日に身体検査の同意に関して重大な懸念があると表明したそうです。

これまた何とも難しい問題ではないでしょうか

まず、新生児がお手洗いに置き去りにされるというのは大きな事件です。
それはカタールに限らず、どこの国でも同様でしょうが、母親探しをするでしょう。

そしてご存知の通り、カタールはイスラム教の国です。
婚外性行為は重罪です。
置き去りにされた新生児の両親の婚姻関係も重要な点となってくるのでしょう。

さらに、出産したばかりの母親の健康状態への懸念。
ドーハからシドニーへのフライトは約14時間半です。
出産したばかりの状態で、飛行機に、それもこのような長時間のフライトに乗るのは危険でしょう。

そもそもカタールで起こった事件です。
司法決定権はカタールにあります。

ただ

事情説明もなく、身体検査をしたとすればどうなのでしょうか

Al Jazeeraの記事のよると、オーストラリアのニュース番組であるSeven Newsの放送によると、身体検査の前に新生児置き去りについての説明はなかったのこと。

オーストラリア側の争点は、合意なしで身体検査が行われたということ。

難しい問題ですね。

女性として、何の説明もなしにいきなり下着を外し、身体検査をされるのは言葉を失います。

もちろん、説明を受けたところで気持ちのいいものではないことには変わりありません。

しかしながら、「カタール」という日本でも、もちろんオーストラリア(この国の司法に関する知識がある訳ではありませんが・・)でもない国での「事件」に関連した身体検査となれば、事情さえ知っていれば同意したでしょう。

もちろん、欧米の女性の「同意」に対する考え方は私と同様ではないでしょうが。

ちなみに「オーストラリア人女性13名を含む女性客」とあったのが少し気になりました。

オーストラリア人以外の女性客はどちらの国の人だったのでしょう

それらの国の女性、およびその国からの抗議はなかったということなのでしょうか

見つかった新生児は無事ですが、母親はまだ見つかっていないとのこと。

ちなみにカタールにも孤児院はあるそうです。

さて、このオーストラリアとの問題、どのように決着が着くのでしょう


<<参考サイト:Al Jazeera(英語)>>
https://www.aljazeera.com/news/2020/10/26/passengers-strip-searched-after-baby-found-at-doha-airport


<<参考サイト:時事通信(日本語)>>
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020102600764&g=int



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