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砂の城~ドーハでの生活

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カタール・ナショナル・デー2020~花火と徒然話

皆さんの中に、カタール・ナショナル・デー(QND)を花火をご覧になられた方はいらっしゃいますか

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(※画像はThe peninsulaより)



当初8時半からコルニーシュで始まると言われていた花火。

わが家は行き帰りの渋滞および、どう考えてもソーシャル・ディスタンスなど、保たれる状況ではないだろうと思い、最初からTVで見ようと決めていました

8時半を過ぎても始まる様子のない花火。

TVをつけるのがちょっと遅かったので、終わってしまったのんだろうと夫は言い出しました。

しかし、カタールに来て4年近く経ち、それも夫よりもアラブ人と接触の多い私てきには、どう考えても日本のようにオン・タイムに始まるとは思えませんし、“إِنْ شَاءَ ٱللَّٰهُ(インシャアッラー。Inshallah)”(過去の記事はこちら)の国

TVをつけたままにして食事を続けていたところ、外から爆音が

ふと窓に目をやると、高くあがった花火が見えました。

急いでTVがあるリビングに向かうと、やってました、花火!

そう、9時半近く、約1時間遅れで花火が始まっていました

花火に関しては、前日にもカタラ文化村で行われていたようです。

QND当日の花火が始まる前に、アル・ライヤーン・スタジアムでは、アミール・カップ(サッカー)の決勝戦(過去の記事はこちら)が行われていましたよ。

これもチラッとTVで見ていたのですが、座席は1席空けて・・・になっていました。

が!!

途中からはぐちゃぐちゃで、こちらもソーシャル・ディスタンスなど、どこ吹く風でしたけど。

スタジアムのお披露目と言うこともあり、こちらでも花火があがっていましたよ。

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(※画像はGulf Timesより)

QNDに関してはいいことばかりではありませんでした

まず、今年のQNDは金曜でした。

カタールはイスラム教の国なので、金曜と土曜が週末です。

QNDの前夜の木曜から爆音・暴走車が続出しており、パール・ブルーバードには警察が出ていました。

メディーナ・セントラル方面に右折する交差点はどうも警察に閉鎖されていたようで、普段さほど車通りのないViva Bahriyaの各タワー前のアクセス道路は大混雑

この週末は車での外出はしないと決めていたので、わが家はこれらの渋滞に巻き込まれませんでしたが、車で出かけていた人たちは帰途にもの凄く時間がかかったようです

しかしこれはまだ序の口!

QND当日の夜はさらに・・・でした。

この日は逆に各タワーへのアクセス道路への侵入を阻止することになったのか、牛歩なみにしか進まない車の列がパール・ブルーバードに。

もちろん、おとなしく渋滞に甘んじている訳ではなく、クラクションはもちろん、改造しているのであろうエンジンの爆音が夜遅くまで鳴り響いていたそうです。

この爆音もですが、それにイライラされてるのか、上階の人がドタバタとこれまた爆音を立ててらっしゃったのもあって、私は早々に耳栓をしていたので、何時まで爆音が続いたのか知りませんが、耳栓嫌いの夫が翌朝嘆いておりました。

ちなみにQNDに先立ち、車両に関する注意が出ていたのですが(参考記事はこちら。英語)、ナンバー・プレートが隠れるようなデコはしない云々よりも、住宅地での爆音は禁止も付け加えていただきたかったものです。

またカタールならでは と思える、QNDの変わった出来事と言えば、タミーム首長が何人かの囚人を赦免されたそうです(参考記事はこちら。英語)。

一体どのような罪を犯した人が赦免されたのでしょう

I Love Qatarに、QNDのハイライト動画が出ていましたよ。


(※動画はI Love Qatarより)

QNDのイベントを見逃された方、見れなかった方は一見は百聞に如かず、ハイライトをご覧くださいね。

個人的な感想としては、やはり来年からはこの時期には爆音と渋滞を避けるために、日本に帰省しようかなと思っています

皆さんは、QNDの出来事、どのように思われましたか



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カタール・ナショナル・デー


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*Comment

NoTitle 

失礼な言い方になってしまうのも知れませんので、予めお断りしておきます。私達の住んでいるところは爆走や爆音は皆無に近いです。結局、田舎というか砂漠に隣接した地域なのでしょうか、或いは人口密度が低く、ギャラリーがいなくて爆走する気持ちも起きないのでしょう。聞こえるのは延々と続く道路工事の音ばかりです。何にもなく、不便なところです。いつかはパールに住んでみたいと夢見ているのですが、パールに代表される富裕層の住宅地域に、その様な若者?が元気を持て余しているとは知りませんでした。こちらでは、お年寄りが地べたにずーと座っているのを時々見かけますが、跳ね上がりのヤンキーは見かけません。人の集まるところ、目立つところ、華やかなところに、いつの時代も目立ちたがりの若者は行くのでしょうね。

工事音は・・・ 

カタールにおちて、工事音はどこでものようですね(苦笑)。
こちらも連日連夜工事の音が鳴り響いています。

及川さまがお住まいの地域は、もしかしたら地元の方も多くいらっしゃる地域なのでしょうか?

深夜、ギャラリーがいるとは思えないパール。
恐らく、親戚一同がいないので、思いっきり爆音・暴走をしているのかと予測しております。

カタール人はいくつか家を持っていると聞きました。
前に住んでいたマンションのお隣が、自称カタール人女性だったのですが、いつもいらっしゃる訳ではないようで、恐らくセカンドか、サード・ハウスだったのかしらと思っています。

何かの用途や利便性のために、たまにパールのマンションやヴィラを利用するために所有、または賃貸しているカタール人がいるようです。

中には「用途」に問題があるのか、カタール人には賃貸しないというタワーもあるという噂ですよ。
  • posted by 及川 さまへ(Cardamom) 
  • URL 
  • 2020.12/26 16:06分 
  • [Edit]

NoTitle 

そうですか。もし、そうだとしても迷惑なことですね。理解しがたいことです。一時避難を考えられたとは、さぞ、ご迷惑だったことでしょう。でも終わりましたので、心休まる年越しをなさってください。いつも丁寧に情報提供してくださって、とても助かっております。ありがとうございます。

ギャラリー 

横から失礼します。
爆音、暴走車のギャラリーは同じように爆音で走る他の若者ですね。要するに「自慢大会」です。
パールに部屋を借りているカタール人は、その部屋を○○を囲ったり、△△パーティーするための場所だったりすると、いろんなところから聞きます。まぁ実際そうなのでしょう。
  • posted by TAKE C 
  • URL 
  • 2020.12/27 07:58分 

こちらこそ! 

こちらこそ、いつも素敵なお言葉をいただき、とても感謝しております。

ここでは色々な事に対して理解に苦しむことが多いですが、それもまた異国に住む醍醐味なのかと諦めております(苦笑)。

恐らく人生最初で最後の中東生活。
引っ越した後に笑い話になるように、色々と体験したいと思っております。

年末も、クリスマス同様、風情がなさそうですが、コロナ禍ですし、厳かに過ごそうと思っております。

及川さまも、ご自愛くださいませ。
  • posted by 及川 さまへ(Cardamom) 
  • URL 
  • 2020.12/27 19:42分 
  • [Edit]

納得です! 

カタールの朝は早いので、夜中遅くに爆音・爆走しているギャラリーはいるのかといつも疑問に思っておりましたが、そういうグループ間でのお披露目だったのですね(苦笑)。

確かに、1台だけの音でない音が鳴り響いております!

噂(不動産屋さんから)で伺ったのは、イスラム教徒ととして、よろしくないことを行う人が多いので、カタール人は入居できないタワーですと言われたタワーがあります。

欧米の人だから品行方正と言う訳ではないでしょうし、どんなものかと思ったのですが・・・
  • posted by TAKE C さまへ(Cardamom) 
  • URL 
  • 2020.12/27 19:48分 
  • [Edit]

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