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砂の城~ドーハでの生活

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独ビーチバレー女子ペア、カタール大会ボイコット

※同日、追記しています。

皆さんは、ビーチバレーお好きですか

バレーボールから派生した競技だそうですが、コートで戦うバレーボールとは異なり、足場の悪い砂浜でのプレートなるため、結構体力を消費するそうですよ。

国際バレーボール連盟、FIVBが主催するビーチバレーの大会、FIVBビーチバレー・ワールドツアーが、来月8日から12日にかけてカタールのドーハで開催される予定だそうです。

コロナ禍ですが、カタールでは色々とスポーツ大会が開催されていますね

<>(過去の記事はこちら)に続き、またひと波乱な幕開けとなりそうなイベントです

ドイツ女子代表のカーラ・ボルゲル(Karla Borger)さんとジュリア・スード(Julia Sude)さんのペアが、選手たちがコートでビキニの着用を禁じられる「唯一の国」であることを理由に、大会出場をボイコットすると表明したそうです

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(※画像はAFP通信より)

ボルゲルさんは、FIVBビーチバレーボール世界選手権(FIVB Beach Volleyball World Championships)で、銀メダルに輝いた実績を持っていらっしゃる選手です。

カタール・バレーボール協会(QVA)は、これを受け、アスリートたちが大会で何を着るべきか要求しないということを明確にしておきたいと強調したそうです。

しかしながら、FIVBは、「開催国の文化と慣例に敬意を払うもの」として、女子選手に対しては通常のビキニではなく、シャツと長いパンツの着用を求めるルールが定められたとのこと。

主催国のバレーボール協会が了承しているのであれば、なぜFIVBはこのルールを撤回しないのでしょうか

開催されるのは、カタラ文化村内にある、カタラ・ビーチです。

カタラ・ビーチと言えば、他のカタールのビーチ同様に、ビキニやスピードでは入れません(過去の記事はこちら)。

一昨日、パールのViva Bahriyaのマリーナで普通の水着でSUPをしていましたが、かなり暑かったです。

ビーチバレーで激しい運動をしている選手なら、さらに暑く感じるであろう、カタール。

2019年に、ワールドビーチゲームズ(ANOC World Beach Games)がカタールで行われていたのですが、その会場の1つがカタラ・ビーチでした。

そしてそのカタラ・ビーチでビーチバレーの試合が行われいたのですが、その時は女子はビキニで競技に臨むことが認められていたそうです。

こうなると、FIVBの分が悪いようですが、2019年のゲームで一悶着があっての・・・というケースも考えられなくないですね。

カタールはこの先、色々と世界大会を開催していきたい雰囲気。

国際大会の際のユニフォーム等について、今後、透明化しておく必要があるのでは


<<参考サイト:AFP通信(日本語)>>
https://www.afpbb.com/articles/-/3333067



※ここから追記です。
その後、ボイコット受けて、カタール側がビキニを許可したそうです。
上の記事の時点で、カタール・バレーボール協会は、「アスリートたちが大会で何を着るべきか要求しない」と述べたようですが、ボイコットしたドイツのペアのマネジャーが、ツアーの公式ウェブサイトに載っている大会規定に「女子選手は袖の短いTシャツと膝丈のショートパンツを着用することが期待される」と記載されていたと反論。

「記載されていた」とあるので、既にサイトの文言は変更されているのでしょう。

しかし、このような事項は公にサイト公開する前に確認されないのでしょうか

まぁ、鶴の一声ですべてが変わるのがなんともカタール的ですが、国際試合となると、その辺り、世界はどう見るのか疑問ですが・・・

ビキニが許可となった本大会。

ボイコットは撤回となるのでしょうか

<<参考サイト:AFP通信(日本語)>>
https://www.afpbb.com/articles/-/3333224



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