fc2ブログ

砂の城~ドーハでの生活

Entries

ニュース番外編~新型コロナウイルスについて~vol. 65

皆さんがお住まいの地域では、新型コロナウイルスの状況はいかがでしょうか

世界では相変わらずの感染者数増加で、なんと、1億4,700万人を超えました
今週は、なんと、約600万人の新たな感染者が出ています

さて、ここ、カタールでの状況は変化しつつあります。
つきましては、情報を少しアップデートさせていただきます。
※前回の新型コロナウイルスの記事はこちら

COVID190419_0425.jpg
(※背景画像はPixabayより)

Ez0-yoTWEAMoVr7.jpg
(※画像はMoPH Twitterより)

毎日の新規検査数は正しいのですが、なぜか合計数が25日の方が24日より(下の画像をご参照ください)減少しているので、発表通りに数値を合わせております。

EzvisPIWQAMvFG3.jpg
(※画像はMoPH Twitterより)

25日も新規で検査しているのに、なぜ前日より合計値が減少するのでしょう
これまたカタールあるあるでしょう。

増加の経緯はこちら(英語)から。

前回の記事以降にカタールで起こったことを日付順にご紹介いたします。

  • 4月19日(月)
    • COVID-19施設指定病院の連絡先について(参考記事はこちら。英語)
      ハマド医療法人(HMC)は、COVID-19施設に指定されている病院に収容されている患者に関する問い合わせ先として、該当病院の連絡先を発表しました。
      各病院の連絡先は以下の通りです。
      • Al Wakra Hospital(メインの電話番号):40115060

      • Hazm Mebaireek General Hospital:4024 0222

      • The Cuban Hospital:4015 7777

      • Surgical Specialty Center:4439 6762

      • Mesaieed Hospital:3305 6541

      • Ras Laffan Hospital:6613 0897

      なぜ、Communicable Disease Centerの連絡先はないのでしょう

  • 4月20日(火)
    • 予防対策違反者、263人を摘発(参考記事はこちら。英語)
      内務省は、マスク未着用者256名、車両乗車人数違反者1名、ソーシャル・ディスタンス非保持者5名、および隔離要件違反者1名を摘発しました。
      同じ家族の場合を除き、1台の車に乗車できる人数は運転手を含めて4名です。

    • 自宅隔離違反者、3人を逮捕(参考記事はこちら。英語)
      公衆衛生省は、自宅隔離の違反者3名を逮捕しました。

  • 4月21日(水)
    • 予防対策違反者、301人を摘発(参考記事はこちら。英語)
      内務省は、マスク未着用者294名、車両乗車人数違反者1名、ソーシャル・ディスタンス非保持者3名、隔離要件違反者1名、およびEhterazアプリ不携帯者2名を摘発しました。
      同じ家族の場合を除き、1台の車に乗車できる人数は運転手を含めて4名です。

  • 4月22日(木)
    • カタール入国時の検査証明書提示について(参考記事はこちら。英語)
      公衆衛生省は、カタールへのすべての入国者に対し、出発地にてカタール政府に認定された医療機関(認定医療機関がない場合、現地保健省に認定された医療機関)で受けたPCR検査の陰性証明書を提示する必要があると発表しました。
      尚、同陰性証明書は、カタール入国の72時間以内である必要があります。
      この方針は、2021年4月25日から有効になります。
      日本におけるカタール政府認定の医療機関はこちら(英語)からご確認いただけます。

    • 新たな検疫方針について(参考記事はこちら。英語)
      上記のカタール入国者への陰性証明書提示に加え、公衆衛生省は、同じく2021年4月25日から有効となる、新たな検疫方針を発表しました。
      • Covid-19完治者が、陽性者、または、陽性の疑いがある人と接触したが、感染の症状を示さなかった場合、完治、または必要な隔離を終了した証明書があれば、隔離対象から除外されます。
        ただし、1回目の陽性結果から6か月以内であること、そして、PCR検査を受けることが必要となります。

      • 感染者との接触から14日以内にCOVID-19感染の症状がある場合、自主隔離、およびPCR検査を含めた臨床評価が必要となります。
        検査結果が陰性の場合でも、症状の原因が判明しない場合には、再検査が求められます。

      • 感染歴を有する人は、カタール入国時のPCR検査が陰性であれば、入国後の隔離が除外されます。
        ただし、1回目の陽性結果から6か月以内であること、完治等が証明されていることが必要となります。

    • 病欠のガイドラインについて(参考記事はこちら。英語)
      公衆衛生省は、COVID-19に関連する隔離および検疫期間中の従業員の病欠に関するガイドラインを発行しました。
      このガイドラインは、2021年4月21日から有効となります。
      • 感染した従業員について
        PCR検査の結果が陽性である場合、14日以上適切な隔離下に置かれなければならない。
        検査の結果が非感染性である場合、7日間適切な隔離下に置かれなければならない。
        隔離期間中は、病気休暇とみなすこと。
        また、入院が必要となり、隔離期間が14日を超えた場合、病気から回復するまでの全期間を病気休暇とみなすこと。

      • 陽性者に濃厚接触した、ワクチン接種を受けた、または過去6か月間に完治した従業員について
        陽性者に濃厚接触した従業員は、ワクチン接種を完了しているか、過去6か月間に完治していれば、陽性者との接触後のPCR検査で陰性であれば、隔離除外となる。
        ただし、検査結果が出るまでの1日間は自主隔離し、その後14日間は、症状が発症しないか、自己チェックする必要がある。

      • 陽性者に濃厚接触した、ワクチン非接種、または感染歴のないの従業員について
        ワクチンを未接種、またはCOVID-19の病歴がない従業員が、感染者と濃厚接触した場合、14日間隔離措置を取る必要があります。
        感染者が非感染性である場合は、7日間の隔離措置となります。
        この場合、「検疫期間」とみなされ、病気休暇とはみなされず、在宅勤務することとなります。

      • 職場での予防措置を遵守の必要性

      • 感染者の隔離措置の重要性

    • 予防対策違反者、381人を摘発(参考記事はこちら。英語)
      内務省は、マスク未着用者322名、車両乗車人数違反者1名、ソーシャル・ディスタンス非保持者56名、隔離要件違反者名、およびEhterazアプリ不携帯者2名を摘発しました。
      同じ家族の場合を除き、1台の車に乗車できる人数は運転手を含めて4名です。

    • 自宅隔離違反者、1人を逮捕(参考記事はこちら。英語)
      公衆衛生省は、自宅隔離の違反者1名を逮捕しました。

  • 4月23日(金)
    • カタール国外でワクチンを接種した場合の検疫免除基準について(参考記事はこちら。英語)
      4/7に、カタール国外でワクチンを接種した場合の検疫免除基準についての記事がありました(過去の記事はこちら。4/7の欄をご覧ください)。
      この時点で対象となるのは、ファイザー/ BioNTech製、モデルナ製、アストラゼネカ製、ジョンソン・エンド・ジョンソン製の4つのワクチンでした(未だ、アストラゼネカ製、ジョンソン・エンド・ジョンソン製のワクチンはいつカタールで承認されたのかは謎ですが・・・)。これらに加えて、インドのセラム・インスティテュート・オブ・インディア社が製造したアストラゼネカ/オックスフォードのワクチン(インドではCovishieldとして販売されています)を接種した人も、2回目の投与から14日経過しており、ワクチン証明書を携帯していれば、カタール到着時に隔離措置が不要だそうです。
      ただし、現時点では、4/22の欄にあるように、加えて72時間以内の陰性証明書も必要となります。

  • 4月24日(土)
    • 予防対策違反者、355人を摘発(参考記事はこちら。英語)
      内務省は、マスク未着用者309名、ソーシャル・ディスタンス非保持者45名、およびEhterazアプリ不携帯者1名を摘発しました。
      同じ家族の場合を除き、1台の車に乗車できる人数は運転手を含めて4名です。

  • 4月25日(日)
    • 駐車場での洗車禁止(参考記事はこちら。英語)
      商工産業省(MoCI)は、モール等の野外駐車場を含め、公・私の駐車場での洗車を禁止すると発表しました。
      洗車は、認可された会社のみに許可されるそうです。

    • カタールでのワクチン接種率(参考記事はこちら。英語)
      一体どれぐらいの人がワクチン接種を完了しているのだろうかと、ずっと思っていましたが、ついに発表がありました。
      公衆衛生省によると、507,743人の人がワクチン接種を完了しているそうです。
      これは、ワクチンが受けれる年齢の人の22.3%だそうです。


今回もまた、続きにカタール以外の新型コロナウイルスに関連したニュース等をお伝えいたします。
お時間に余裕のある方は、続きもお読みいただければ幸いです。


<<参考記事:WHO(英・中・仏・露・西・アラビア語)>>
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019


<<参考記事:カタール航空 COVID-19について(英語・アラビア語)>>
https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts.html


<<カタール保険省ホットライン>>
16000


<<内務省ホテル・自宅隔離違反苦情ライン>>
44579999


<<政府通信局WhatsAppでコロナウイルス情報サービス>>
+97460060601


<<カタールにおける低リスク国リスト>>
https://covid19.moph.gov.qa/EN/Pages/Countries-Classified-Low-Risk-of-COVID-19.aspx



ブログランキングに参加しています。
ブログ継続の張り合いになりますので、大変お手数ですが、応援のクリックを、どうぞよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 海外生活ブログ 中東情報へ 

カタール ニュース 新型コロナウイルス COVID-19




相変わらず、感染者数世界No. 1はアメリカなのですが、ここに来て、インドでの感染者数の激増してきています

昨日のBBCニュースの記事では、1日の感染者数が4日連続で世界最多を記録しているそうです(参考記事はこちら。日本語)

そのため、医療用酸素の不足が深刻化しているようで、デリーの病院では、医療用酸素の不足が原因で20人もの方たちが亡くなられたとか・・・

インドでは、今年2月半ばに、1日の感染者数が減少し、ワクチン接種も進んで来た矢先、新しい変異株が広く見つかるようになったり、ヒンドゥー教の祭典があったりし、感染拡大につながったと見られているようです。

そんなインドに対し、クウェート(参考記事はこちら。英語)、UAE(参考記事はこちら。英語)、そしてイタリア(参考記事はこちら。英語)等の国は、インドからの旅行制限をかけているようです。

色々な分野でインドからのワークフォース頼りのカタールは、そうもいかないのでしょう。

しかしながら、二重にも、三重にも変異していると言われているインドでの新型コロナウイルス。

カタールは本当に大丈夫なのでしょうか


スポンサーサイト



*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

Entry

Trackback