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砂の城~ドーハでの生活

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昨日はガランガオ

皆さんは、ガランガオ(قرنقعوه)という言葉をお聞きになられたことがありますか

昨日、カタールではガランガオ(過去の記事はこちら)の日だったようです。

ガランガオは、ラマダンが始まってから14日目に開催されますよ。

カタールでは、今年は、4月13日からラマダンが始まりましたので(過去の記事はこちら)、今年のガランガオは昨日、26日でした。

去年も書きましたが(過去の記事はこちら)、ガランガオは、元々、真珠漁に出ていたダウ船がお土産を持って帰ってきたことに由来する伝統行事で、そこに外国人の駐在員の子供たちが加わったことで人気を博した子供たちのお祭りだそうです。

ガランガオの日、子供たちは民族衣装や、色とりどりの衣装を身にまとい、ガランガオの歌(参考ビデオはこちら)を歌いながら、通りを練り歩きます。

garangao-5-radio-olive.jpg
(※画像はI Love Qatarより)

そして、湾岸版ハロウィンと言った感じで、近所のドアをノックしては、ナッツやお菓子を、首からさげた袋に入れてもらうそうです。

しかしながら、ご周知の通り、コロナ禍につき、カタールではロックダウンになっていないとは言え、公共の場での集会は禁じられています。

去年は実行されていた文化省からの子供たちへのお菓子の配布も、今年は中止されたようです(参考記事はこちら。英語)。

カタールでは、現時点では、子供たちのモールへの立ち入りは禁止されているので、モールでのイベントも今年はないようです。

そのせいか、家の中でのお祝いが中心となっているようで、昨日SUP(過去の記事はこちら)をしていた際、いつになく、どこかのタワーから子供たちのはしゃぐ声が鳴り響いていました。

カタールの今の規制では、屋内での集会は禁止されています。

しかしながら、守っていない人も結構いるようです。

このようなイベントの際、禁止されているがゆえに隠れてこそこそと屋内に大勢集まるよりは、野外で、誰かの監視の元、何かイベントを開催した方が安全なのではないかと思ったりもしますが、「誰かの監視」に問題があるカタールでは、無理なのでしょうね。

現にパールでも、ビーチでの日光浴は禁止ですが、監視(UDCのセキュリティ)を完全無視で、自由に日光浴なさってらっしゃる欧米人がいつも数人、週末ともなればわんさかいます。

今年は去年以上に子供たちにとってはガッカリなガランガオ。
さて、来年はどうなることでしょう。

他の国では、今年のガランガオはいかがでしたか


<<参考サイト:I Love Qatar(英語)>>
https://www.iloveqatar.net/news/general/why-garangao-is-one-of-ramadan-s-most-one-of-a-kind-celebrations



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